抜群の保存状態で化石化しました！東アジアを代表する淡水魚化石、リコプテラ 化石 販売

東アジア中生代を代表する淡水魚、白亜紀中国産のリコプテラをご紹介します。繊細な小骨まで完全な状態で保存されている良質標本です。

淡水魚のリコプテラはスレンダーな体つきを特徴とします。母岩の中央に、真っ直ぐの姿勢で化石化しており、全体がいいバランスです。

何ともユニークなこの頭部。眼球が収まる窪みもここまでハッキリ保存されています。

特筆すべきは背骨と中骨のこの状態の良さです。肉眼で見られる、1ミリ以下の中骨の幅が圧巻。

ヒレもパーフェクトとよべるほどの状態です。

背びれと尻ビレが、後方の尾びれの近くに相対するようについているのが特徴です。

厚みは５ミリ。プレート標本としては展示がしやすく扱い易いのが嬉しい点。

リコプテラ(Lycoptera)は、聞くに愛らしい印象の名前なのですが、この「Lyco」とは狼の意味を指しています。リコプテラは「オオカミのヒレ」という意味になるのです。言葉の響きから、狼という意味が想像しにくい！？なかなかのギャップですね。

反対側。灰色の岩層は大変きめ細やかです。

リコプテラのリコプテラは顎だけでなく、口の中の骨にも歯がありました。小さく円錐の形をした歯で、プランクトンなど捕らえていたと考えられています。

どこをクローズアップしても、申し分のない保存状態です。

抜群の状態で化石化しました。ユーラシア大陸、東アジアを代表する魚化石、リコプテラのご紹介でした。