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上級コレクション品。絶滅動物ケナガマンモスの歯化石 (Mammoth)/【ot743】
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素晴らしい状態で保存されたマンモスの歯化石をご紹介します。ケナガマンモス(ウーリーマンモス)のごつい歯化石です。
絶滅動物マンモスは、さかのぼること約400万年前から1万年前頃まで、地球上に生息していた巨大生物です。本化石は、数多い種類が存在するマンモスの中でも最も有名なケナガマンモス(別名ウーリーマンモス)の歯化石です。
素晴らしい保存状態です。幅16センチ、厚み6センチのまさにマンモス級の歯化石。
マンモスの歯化石は大変特徴的です。彼らの歯は、咬板(こうばん)とよばれる板が集まって形成されています。咬板のアップです。黒く波打っている外側の輪郭部分がエナメル質、エナメル質で囲まれている内部が象牙質でできています。咬板と咬板の間をつなぐの茶色の部分はセメント質です。これがずらーっと並んでいます
側面です。素晴らしいクリーニング。表面のシワ、質感がダイナミックに感じられる逸品標本です。
全景をぐるっと一周御覧ください。
一個体の生物の歯化石がこの迫力。さすが、マンモス(=大きい)の代名詞になっただけあります。
はちきれんばかりのボリューム感がたまりません。
マンモスは近年大変注目を浴びている絶滅古代生物の一つです。ロシアの西シベリアで発掘された3万7000年前の生後約半年の女の子「リューバ」は記憶に新しいでしょう。完全な形で保存された冷凍マンモスの展示は衝撃的でした。また、2010年にシベリア永久凍土から発見された3万9000年前のメスのマンモス、「YUKA」もお聞きになったことがあるかもしれません。
こうやって見ると板がほぼ均等にずらっと並んでいるのがよく分かります。
手と比較すると、本標本がいかに大きく迫力ある歯であるかが分かることでしょう。
重い!1キロオーバーです。歯が一キロを超えるのです。
マンモスの歯は顎の奥で生え、すり減ってくると前へ移動します。そうして、奥には新たな歯が生えるという仕組みを持っています。永久歯が生えたら終わりという、人間の歯からすると何とも羨ましい機能です。
マンモスの話を少し。マンモスは、長鼻目ゾウ科マムートス属に分類される絶滅したゾウの仲間です。「マンモス校」などの言葉に示されるように、マンモスがあまりに巨大であるため、これが派生してマンモス=「巨大さ」を表す形容詞にもなっています。
ゾウの類縁であるマンモス種は、今からおよそ400万年前にアフリカからユーラシア大陸に広がっていったと考えられています。森林や草原に暮らしておいたマンモスですが、寒冷な気候に順応したケナガマンモスにおいては特によく知られています。彼らのサイズは肩の高さが3mと、マンモスの中ではやや小型種といわれています(それでも十分大きいですが…)。全身毛に覆われたなんとも言えない風貌の彼らは、新生代の更新世の後期、北半球の冷温帯草原やツンドラ地帯に生きていました。
魅惑的で巨大な絶滅生物マンモス。全てが我々の想像を遥かに超えるスケールの絶滅生物です。この歯化石を見ているとその大きさが容易に想像できます。コレクション品として中央に展示いただきたい、上級標本です。
商品スペック
商品ID | ot743 |
---|---|
年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | 上級コレクション品。絶滅動物ケナガマンモスの歯化石 (Mammoth) |
産地 | Germany |
サイズ | 16cm×12cm×6cm 1105g |
商品解説 | 上級コレクション品。絶滅動物ケナガマンモスの歯化石 (Mammoth) |
この商品を購入されたお客様のお声
きれいで、迫力のある、素晴らしい化石です。以前から、マンモスの歯の化石は、ほしいと思っていたのですが、こんなに良いものに巡り合えるとは思いませんでした。大切にします。とても良いものを有難うございました。
岡山県/男性
マンモスとは?
人類 VS マンモス
先史時代の人類とマンモスとの関わりを示す様々な遺跡が見つかっている。ヨーロッパの洞窟では、旧石器時代に描かれたとされるマンモスの洞窟壁画が残されている。古代人は集団でマンモスの狩を行っていたと考えられているが、あの巨大なキバでの攻撃には相当てこずったであろう。
マンモスは長鼻目ゾウ科マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現生のゾウの類縁にあたるが、直接の祖先ではない。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
時代と生息地域
約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)まで。日本、シベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸・アメリカ大陸にも広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で且つ最後まで生存していたマンモスとして有名である。現在は全種が絶滅している。
マンモスの巨大な牙
全長3.2mに達することもある巨大な牙が特徴である。これは現生の象からは考えられないほど巨大である。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
最も古いマンモス
最古のマンモスは、約500万~400万年前、北アフリカにおいて生まれたと考えられている。これはちょうど人類が祖先が発生したのと同じ時代。
マンモスの絶滅
更新世末期にあたる約4万~数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。原因は未確定であるが、氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とする説がある。その他の仮説としては、ヒトの狩猟の対象になったことを原因とするものがある。また、アメリカ大陸のコロンビアマンモスの化石の検証から、伝染病説が最近の有力な仮説として提唱されている。
ユタ州先史博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今でも生きている?
最後のマンモスは、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説が提起されている。また、1600年前後に、シベリアで山賊退治の騎士達が毛の生えた大きな象の目撃情報があるが、定かではない。まだまだロマンのつきない伝説の哺乳類であることは間違いなさそうだ。
パリ国立博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org