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フライングモンスター、空飛ぶ爬虫類、プテラノドン(Pteranodon sp.)の前腕部の化石/【ot690】
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なんとプテラノドンのフォアアーム、つまり前腕の化石をご紹介しましょう。プテラノドンといえば、翼竜の代表格として、ティラノサウルスと同等の知名度を以て広く知られている生物です。しかし、プテラノドンは恐竜ではありません。恐竜は一部を除き、立って2足歩行をする爬虫類と定義されますので、プテラノドンはやはり恐竜ではありません。空飛ぶ爬虫類(フライングモンスター)というべきなのでしょう。恐竜・化石コラムにも、詳しく解説していますので、お手すきのときにご一読ください。
さて、希少な希少なプテラノドンの前腕部の化石です。前腕というと翼の部分の骨だと思うかも知れませんが、答えはNO。プテラノドンの翼は第四指が異常発達をし膜が張られたもので、腕ではないのです。指の1本があれほどまでに長く発達したというのですから、驚きべき事ですね。その指が生える甲の部分の骨を支持しているのが前腕の骨ということになります。本標本は、その前腕部の化石になります。
人間の前腕には2本あります。腕骨(わんこつ)と橈骨(とうこつ)です。この2本があることで、前腕を回内(内側にひねる)、回外(外に開く)ことができます。回内するときは、腕骨と橈骨がクロスし、回外は並行になります。プテラノドンも同様のこの腕骨と橈骨を有しており、本標本はいずれかの1本ということになります。
保存状態は大変良好です。各部接写していますので、じっくりご覧下さい。
標本自体はやや圧縮を受けていますが、全体の形状をはっきり残しています。
母岩含め30cm弱、標本は18cm前後。翼長を推測するのは難しいところです。プテラノドンの前腕は甲の骨より短く、また第四指よりも圧倒的に短い、という特徴があります(第四指だけで、最大級の個体であれば2-3mはあったと考えられます)。この前腕の持ち主も、片方の翼だけで2mは少なくともあったのではないでしょうか。両方合わせれば、翼長4mから5m程度といったところでしょうか。現存種の最大級の翼長を持つ鳥よりも大きな翼を持っていた可能性が大です。
非常に希少な空飛ぶ爬虫類プテラノドンの前腕部の骨化石です。
商品スペック
商品ID | ot690 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | フライングモンスター、空飛ぶ爬虫類、プテラノドン(Pteranodon sp.)の前腕部の化石 |
産地 | Niobrara Chalk, Gove County, Kansas, U.S.A. |
サイズ | 本体18.8cm×5cm 母岩含め全体 28cm×14cm×4.7cm |
商品解説 | Upper Cretacerous period Lower Campanian Stage Niobbrara Chalk, Gove County, Kansas, U.S.A. |