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触手でプランクトンを補食していたウミツボミ(Deltablastus permicus)のホウの化石/【ot651】
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石炭紀のウミツボミの化石です。保存状態良好です。
ウミツボミは、写真の本体部だけで構成されるものではありません。茎のような根があり、本体から上部に無数の触手が伸びています。全体の方は下の方に弊社制作のCGがありますので、ご覧下さい。
この本体部分をホウと言います。ホウには、口と肛門がありました。名前から植物のように思われがちですが、動物です。浮遊するプランクトンを触手で補食していました。その特徴はウミユリにも共通です。いずれも現世のウニやナマコなどと同じグループの棘皮動物です。
既に気づいた人もいるかもしれません。よく見るとひだが5つありますね。ウミツボミに限らず、棘皮動物は断面が5角形になっていることでもよく知られています。ちなみにヒトデも棘皮動物です。5角形ですね。
ウミツボミはこの「ほう」の部分が化石として残ることが多いのです。触手は軟体部ですので、残ることはほぼありません。茎は希に残りますが、滅多にありません。
保存状態抜群です。ウミツボミの典型的な「ほう」の化石です。種名も特定されています。Deltablastus permicus
商品スペック
商品ID | ot651 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 触手でプランクトンを補食していたウミツボミ(Deltablastus permicus)のホウの化石 |
産地 | Timor |
サイズ | 2.7cm×2.3cm |
商品解説 | Deltablastus permicus Lower Permian~Sakmarian Sonnebait Formation |
この商品を購入されたお客様のお声
非常に丁寧なクリーニングに一目惚れしてしまい手に入れました。現物を見るとホームページ上よりもさらに綺麗な状態に思える美しさで、とても満足しています。全体的にピンク色をしているところも何とも可愛らしく、我が家ではウミツボミではなく「うめぼし」の愛称で呼ばれています。沢山のアンモナイトと並べると古代の水族館のようで何とも素敵です。これからもコレクションを続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
福岡県/男性
ウミツボミとは?
古生代シルル紀からペルム紀にかけて生息していた棘皮動物。棘皮動物とは現世では、ウニ、ヒトデ、ナマコなどがよく知られている。
ウミツボミは、本体部分であるホウに肛門と口を備え、茎のような長い固定部を地面に伸ばしていた。またホウから多数の触手を伸ばし、海中を浮遊するプランクトンを補食して食べていた。
本体部が植物のつぼみに似ていることから、ウミツボミという名前が付いたが、れっきとした動物である。