超！立体的なブラジル・セアラ産の古代魚ラコレピス 化石 販売

ブラジル・セアラ産の魚化石です。ラコレピスです。保存状態良好で、写真ではお伝えしにくいほど、立体的な標本です。

ノジュールとして保存されていたため、保存状態は大変良好で、鱗の一つ一つまで確認できます。ラコレピスはブラジル・セアラ州のサンタナフォーメーションを代表する生物の一つで、流線型か立体的な形が特徴です。

同層は白亜紀前期の標本が産出し、ラコレピス以外にも多種多様な魚化石を産出する、化石界の築地のような存在ですが、築地と異なり自由に取引することが随分前からできなくなっており、流通が自由だった頃に取引された、非常に古い標本がコレクターの間を大切にわたってきているのが現状です。

こちらは頭部です。ラコレピスは現在のカライワシの仲間とよく似ています。現世のカライワシは汽水域た沿岸周辺の浅海を回遊していますから、ラコレピスも汽水域を泳ぎ回っていたのでしょう。

ラコレピスとしては平均的かやや大きい標本といえます。

こちらは裏面。

頭部付近はこんもりと膨らんでおり、吻部等がしっかり確認できます。

えらから腹部にかけて。

尾びれがこれほどまでにしっかり残っています。尾びれは比較的失われやすい部分です。

しかし、写真では伝わらないのです。この標本の立体感ときたら・・・。体半分がまるごと保存されたといっても過言ではないほどの３Ｄ標本です。

ここも分かりにくいのですが、この写真だけ見ると、尾びれがないように見えますが、じつは、奥側から見ると、しっかり（完全な形で）保存されています。

ラコレピスがほぼ完全な形で保存された標本といって差し支えありません。非常に良い保存状態で、素晴らしい標本です。コレクションを一気に引き締める上等なアイテムです。