虫豊富！マダガスカル産コーパル標本 化石 販売

​マダガスカル産の虫入りコーパルです。肉眼でも注意深く見れば、虫が20匹以上確認できます。本標本はおおよそ100万年前の地層から採れたものです。

羽蟻のような昆虫。

手のひらに余るサイズです。コーパルとは、一般に、琥珀になる前の、若い樹液の化石のことを指します。

見た目から、飴のようなものと思われる方がいるかもしれませんが、実際には、とても固く、そして比重が軽いため、実際に手に取ると、不思議な印象を受けるかもしれません。琥珀と比較すると、やややわらかいと言われていますが、手の感触でその違いを感じることは難しいでしょう。

ただ、もともとは樹液が化石になったもの。高温に長い間晒し続けると傷みがでることがありますので、直射日光は厳禁です。

かなりはっきりとした形状を残した状態で保存されている虫が多数内包されています。

蜂のような外観です。

至る所に散見されます。

コーパルや琥珀に内包されている虫は大半がこのような「もがく」ポーズをとっています。これは、樹液に肢を取られ脱出しようともがいたため、と言われています。現世の虫の昆虫標本のように整然としたポーズをとっているものはほとんどありません。

樹液が樹木から流れ落ちる際、こちらを底部にしたのでしょうか。

​マダガスカル産コーパルは薄い飴色をしており、非常に透明度が高いのが特徴です。スタンドが透き通って見えるのがお分かりいただけると思います。