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古代のカマスの仲間。鋭い口先、魚雷のような流線型の体、特徴的なウロコ/【ot541】
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ブラジル・シエラ産の魚化石をご紹介します。この流線型の形をご覧ください。
そして、このとんがった口先と吻部。
この独特のウロコ。
長~い体。
横幅42cm!とかなり大きな標本です。2kgを超える重量。
このような特徴を持つ現代の魚といえば?そう、カマスです。
現世のカマスは世界中の海に生息しています。イワシなどの他の魚類をエサにするどう猛な魚でもあります。人間を攻撃することでも知られており、非常に危険な魚と言って良いでしょう。
古代のカマスの仲間と考えられるこの標本。化石となった今でも、頭部付近の造り、特に鋭い口先に、カマス独特の特徴が現れており、どこか厳めしい、恐ろしい感じがしませんか。現世のカマスには数種類あり、30cm前後のものから、巨大なものでは、なんと2mに達するものもあります。下あごには鋭い頑強な歯を多数有しており、魚雷のような流線型の形を活かし、高速で泳ぐことが出来ます。この標本も、生存時はきっと、超高速で遊泳し、古代のイワシ等のグループをこの鋭い口先で襲ったに違いありません。悠久の時を経ても、そのハンターとしての威厳は失われていないように見えます。
40cmはかなりの大きさ。こうしてみると、以下に長いかよく分かります。
上あご、下あごがしっかり保存されているところが嬉しいですね。
古代カマスの化石としては、ヴィンクティフェルが有名ですが、同種と非常によく似たウロコです。
海を高速で泳いでいたことを想像させる、魚雷のような美しいシェイプ。このグループはジュラ紀中期から白亜紀後期まで非常に長い年代、生息していたようです。環境が大きく変化する中、非常に長い期間、ハンターとして古代の海に君臨してきたグループなのでしょう。
商品スペック
商品ID | ot541 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 古代のカマスの仲間。鋭い口先、魚雷のような流線型の体、特徴的なウロコ |
産地 | Brazil |
サイズ | 幅42cm 厚3.5cm 2150g |
商品解説 | 古代のカマスの仲間。鋭い口先、魚雷のような流線型の体、特徴的なウロコ |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。