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博物館級希少標本!3億年前石炭紀のうろこの木こと、レピトデンドロン(Lepidodendron) /【ot501】
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爬虫類のウロコ??
いえいえ、そうではありません!こちらは、石炭紀の巨木、レピドデンドロンの表皮の化石です。見事な保存状態、そして、53cmという超巨大なサイズ、同種としては、コレクター垂涎の標本といって差し支えないでしょう。非常に立派です。
レピドデンドロンは化石コレクションを充実させていく中で、コレクションしておきたい、キーとなる標本です。レピドデンドロンは石炭紀を代表する植物です。石炭紀に入ると、湿地周辺には、高さ数十メートルを超す、巨木画出現し、大森林を形成していきました。まだ鳥類が出現していなかった空には、無数の巨大昆虫が飛び回っていたとされています。その石炭紀を代表する巨木が、このレピドデンドロンでした。最大で40mに達し、幹の直径はなんと2mにもなったと考えられています。最大の特徴は、この非常に独特な、ウロコのような表皮です。
石炭紀は文字通り、石炭の原料となる木々が大量に地中に埋もれた時期として知られています。18世紀の産業革命を支えた石炭は、3億年以上も昔のこの時期の木々が原料となっています。
レピドデンドロンはその石炭の原料となった木としてよく知られています。石炭紀は、レピドデンドロンをはじめとして、巨木が大繁栄していました。シギラリア20m、カラミテス30m、コルダイテス30m等々。われわれほ乳類の祖先である探求類が登場したこの時代、、地球上は大森林で覆われていたのです。
それにしても、この標本は大きい。そして、ウロコ状の表皮の保存状態がパーフェクトです。
表皮の状態をじっくりご覧ください。
ご覧ください。非の打ち所のないパーフェクトな保存状態であることがお分かりいただけたと思います。
そして、裏返すと、なんと!!こちら側にも植物の化石が一面に広がっています。
衣服でリバーシブルはありますが、化石では、なかなか。どちらも非常に高品位。
再び表側。?100円玉との比較です。左下の小さなコインが100円玉です。厚みが6cm(最大部)ほどありますので、重く、とても安定しています。
たしかにウロコに見えますね。抜群の保存状態。模式標本のような保存状態の良さ、サイズです。
商品スペック
商品ID | ot501 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | 博物館級希少標本!3億年前石炭紀のうろこの木こと、レピトデンドロン(Lepidodendron) |
産地 | Coal Mine, Letcher County, Kentucky, U.S.A. |
サイズ | 53cm×36cm×厚6cm 13.9キロ |
商品解説 | アメリカケンタッキー州レッチャー郡産 うろこのように見える幹の模様が特徴、レピドデンドロン博物館級化石標本です。 大変珍しいリンボクで、この大きさ、保存状態の標本はなかなかありません。 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社