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大きく立派なオルソセラスが見られるプレート化石/【ot428】
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母岩中央のドドンと大きなオルソセラス化石が魅力の、立派なオルソセラス化石が登場です。厚みも十分、鑑賞するのに十分な大きさで、立派な印象のプレート化石です。
直角貝ともいわれるオルソセラスは、名前の通り、殻がほぼ真っ直ぐで、長円錐形をした海の生物です。彼らが出現したのはオルドビス紀といわれ、今からおよそ4億8000万年ほど昔のこと。この時代は北半球はほとんど海でおおわれていて、南半球にはゴンドワナ大陸が存在していました。
ゴンドワナ大陸(Gondwana)というのは、今のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸や、アラビア半島、マダガスカル島を含む大きな大きな大陸です。生命は水の中に栄えていた時代で、オルソセラスとともに、ウミユリなどの棘皮動物やアゴがない魚類、腕足動物などが繁栄していました。
大きなオルソセラス化石のまわりに、赤ちゃんサイズが多数みられます。実は、標本をひっくり返して裏側にもオルソセラスのフォルムが多数みられるのです。
厚みは3センチあり、重量感のある標本。測ってみると、490グラムありました。立派です。
殻の構造ばっちり見られます。
平置きが最も安定しますが、スタンドでこのように飾るのもよいでしょう。4億年以上前の生物化石を、お部屋に置いて楽しんでみませんか。
商品スペック
商品ID | ot428 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 大きく立派なオルソセラスが見られるプレート化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体12cm / 母岩14.5cm×9cm×3cm |
商品解説 | 12cmで太く大きなオルソセラス化石が中央に見られる、マルチプレート化石が登場。 表面がきれいにポリッシュされています。 頭足類オルソセラスの、幾何学的な殻の構造が楽しめるインテリア標本です。 |
15個セットとは?
1、三葉虫
古生代の代表選手
三葉虫は、古生代世界中に生息した海の生物です。古生代の前半に繁栄し、古生代終わりに絶滅しました。三葉虫の種類はわかっているだけで1万種もあると言われています。15個セットに入っている三葉虫は5億5000万年前のものです。
2、貝
生きた化石
貝は、約5億年前の古生代カンブリア紀から現代まで生き続けている、「生きた化石」ともいえます。本標本は、中生代白亜紀のもので、約1億年前の化石です。
3、恐竜の骨
恐竜は、中生代の世界中に生息した巨大生物です。恐竜の死後、土の中で内臓などは朽ちてなくなりますが、骨や歯は化石として残ります。本標本はジュラ紀のもので、約1億5000年前の化石です。
4、サメの歯
生きている間生え変わる!?
サメの歯は生きているあいだずっと生え変わります。サメが一生に使う歯は数千本になるともいわれています。サメは、現生のものも多く出回っていますが、本標本は新生代前期のサメの歯で、かなり古いものです。
5、木
奇跡のタイミングが必要!木の化石
とてもめずらしい木の化石です。木の化石は周りの環境の条件が整わないとできません。砂や火山灰などがタイミングよく降りかかって木の腐敗を防いだあと、ミネラルを含んだ水がしみこんだのち、数百万年かけてやっと化石となるのです。
6、ウニ
刺皮(きょくひ)動物って何?
ウニは刺皮動物といいます。ヒトデもその仲間です。刺皮動物は、「5」の数が基本になっています。たとえば、ウニのとげ、足を全部ぬいたあと上から見ると、5本の線が現れます。そういえば、ヒトデもウデは5つですよね!刺皮動物は、恐竜がいた中生代ジュラ紀から海に生息していました。
7、モササウルス
海の王者
モササウルスは、白亜紀後期の海に生きた10メートルの大きさを誇る海生はちゅう類です。太くて固い歯で、アンモナイトや魚に食いついていました。モササウルスは「マース川のトカゲ」という意味です。1770年代、オランダのマース川というところで、地元のお医者さんが発見した下あごがモササウルスだったので、この名前が付けられたそうです。
8、オルソセラス
折れやすかった、真っ直ぐな貝
オルドビス紀中期に出現した「まっすぐな角」という意味の生物です。別名「直角貝」とも言われています。形は貝に似ていますが、オルソセラスはイカやタコの仲間です。直錐や円錐の形のなかに軟体動物が入っていました。殻がまっすぐで折れやすかったために絶滅したと言われています。
9、ウミユリ
実は動物!ウミユリ
海に咲くユリの花のようにみえるので「ウミユリ」と呼ばれていますが、実は動物です。ウミユリもウニと同様、刺皮動物で、触手の根元の断面をみると、やはり5角形になっており、数字の5にまつわる体つきをしています。
10、シダ
茎、根、葉に分かれていて、維管束(水分を運ぶ管)があるのがシダ植物の特徴です。シダ植物は、古生代石炭紀、約3億年前の地層からとれる、石炭の源になっているものです。この標本はケンタッキー州で産出されました。
11、フリズナ
示準化石
フリズナは古生代石炭紀からペルム紀の、約3億5000万年~2億5000万年前に生きていた単細胞生物です。フリズナの形は、時代が変化するとともに変わっているので、その形を見れば地層の年代がわかります。このように地層の年代が分かる化石を「示準化石」とよんでいます。アンモナイトなども代表的な示準化石のうちの1つです。
12、ツノサンゴ
示相化石
この標本は古生代デポン紀、約4億年前の化石です。サンゴが採れる場所は暖かい海だった証拠です。このように、当時の環境を調べる上で、推測できる化石を示相化石と言います。
13、恐竜のウンチ
ウンチが研究に役立つ!
中生代ジュラ紀の恐竜のウンチの化石です。まさか臭うの!?と思った方。ぜひ化石セットが到着したら臭ってみてください!大丈夫、今はもう無臭です。うんちの化石を研究すると恐竜が何を食べたかがわかるので、研究に大いに役立っています。
14、アンモナイト
古生代デポン紀に出現し、恐竜の絶滅とともにいなくなった生物です。種類が多く、約1万種いたとされています。世界中の海に生息していたので、フリズナと同様「示準化石」となっています。
15、コハク
樹液の化石
コハクは、木の樹液が染み出して地中にたまり、そのまま化石になったものです。純度の高いコハクや虫がはいったコハクは高く取引されています。このコハクは100万年前のものです。