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我々に酸素をありがとう!太古の地球で酸素を大量に生み出したシアノバクテリア、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の大判化石/【ot4048】
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こちらは最も古い化石の一つ、「コレニア・シリンドリカ」です。最古の生物といえば、何を思い浮かべるでしょうか?カンブリア爆発によって誕生したカンブリアモンスターたち、たとえば、アノマロカリスやオパビニアでしょうか?
実は、そうした生物が登場するはるか以前から活動していた生物がいます。それがシアノバクテリアです。シアノバクテリアは、酸素の少ない環境で繁栄し、光合成によって二酸化炭素から酸素を生み出しました。コレニア・シリンドリカは、そのようなシアノバクテリアの活動の痕跡が記録された化石だと考えられています。

この円環状の模様は、シアノバクテリアがコロニーを形成した痕跡だと考えられています。シアノバクテリアは活動期と停滞期を繰り返していたため、このような断続的な円環模様が生じたと考えられています。

一般にはストロマトライトと呼ばれる化石ですが、この赤い石灰岩質の標本はコレニアと呼ばれています。

こちらの標本は、いかにもコレニアらしい濃い赤色を呈しています。

しかも、約20センチ四方で、重量が2kgを超える特大標本です。

円環模様も明瞭に確認できます。

裏面にも円環模様は確認できますが、ポリッシュされていないため、ぼんやりとしています。

側面にも円環模様が見られ、最厚部は約19ミリほどあります。

左右約20センチ弱です。コレニアをはじめとするストロマトライトの活躍により、地球の大気は徐々に酸素の占める割合が増え、酸素をエネルギーとして活動できる好気性生物の誕生の土台が作られたと考えられています。コレニア・シリンドリカさま、有難うございました!

100円玉との比較です。今日も新鮮な酸素を吸えるのは、太古のシアノバクテリアのおかげです。コレニア・シリンドリカに感謝です。
商品スペック
商品ID | ot4048 |
---|---|
年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 我々に酸素をありがとう!太古の地球で酸素を大量に生み出したシアノバクテリア、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の大判化石 |
産地 | 中国 |
サイズ | 19.7cm×19.7cm×厚1.9cm 2010g |
商品解説 | 我々に酸素をありがとう!太古の地球で酸素を大量に生み出したシアノバクテリア、コレニア・シリンドリカ(Collenia cylindrica)の大判化石 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or