- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 海のモンスターの化石の販売
- エンコダスの化石販売
- 白亜紀後期の海のハンター、サーベルツゥースフィッシュことエンコダス(Enchodus)の歯の化石
白亜紀後期の海のハンター、サーベルツゥースフィッシュことエンコダス(Enchodus)の歯の化石/【ot4031】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 2,800円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

こちらは、白亜紀後期の海中に生息していた巨大魚、エンコダスの歯の化石です。「これが魚の歯だって!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。獲物を狩るために進化したこの鋭い歯を持つエンコダスは、別名「サーベルツゥースフィッシュ」とも呼ばれています。まさに魚界のサーベルタイガーです。驚くべきことに、この古代魚の化石は北米、ヨーロッパ、アフリカなどで発見されており、当時、世界中に繁栄していたことがうかがえます。

先端が、くいっと少し曲がっていますよね。これは堆積環境の影響を受けたわけではなく、もともとこのような形なのです。獲物に突き刺した後、抜けにくくする「返し」のような機能があったと考えられます。まさに、獲物を狩るために進化した歯ですね。

保存状態は大変良好です。白亜紀後期の海の王者といえば、やはりモササウルスの仲間でしょう。エンコダスは成長すると2メートル前後になったようですが、さすがにモササウルスには敵わなかったはずです。
あえて現生の魚で似たものを探すと、外見はカマスに近いともいえますが、それをさらにゴツく、頑丈にしたような姿でしょうか。

表面のディテールもよく保存されています。この先端がクイッと返った歯が、最大の特徴です。

根元から撮影しました。ご覧の通り、かなり太い歯の化石です。この歯には稜線がなく、獲物を突き刺すことに特化していたようです。素早く動き回る魚などを捕食するのに適した形をしているのでしょう。

長辺計測35ミリほどあります。

100円玉との比較。白亜紀後期の海のハンター、サーベルツゥースフィッシュことエンコダスの歯の化石です。
商品スペック
商品ID | ot4031 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の海のハンター、サーベルツゥースフィッシュことエンコダス(Enchodus)の歯の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.5cm |
商品解説 | 白亜紀後期の海のハンター、サーベルツゥースフィッシュことエンコダス(Enchodus)の歯の化石 |
エンコダスとは?
エンコダスは、白亜紀後期の海に生息した絶滅古代魚です。エンコダスは、恐竜をはじめ多くの生物が絶滅したKT境界(中生代と新生代の境界)を乗り越え、新生代のはじめまで、生息していた、珍しい古代魚です。
復元図をご覧いただくと、一目でお分かりのように、大きなアゴと鋭い歯を持っていた捕食種(ハンター)でした。
種にもよりますが、最大で1.5m程度まで成長し、体躯に似つかわしくないほどの巨大な歯を持っていました。
1.5mほどのサイズは、魚類としては、かなり大きいものですが、一般的に考えて、6cmの歯は、体躯に比べて大きすぎます。
アンバランスなほど大きなアゴ(特に下顎)と歯を持った、特徴的な頭部は、一度見れば、脳裏にこびりついてしまうことでしょう。
しかし、エンコダスほどのハンターでも、中生代の海の覇者であるモササウルスやプレシオサウルスの胃の内容物として発見されていることから、彼らの餌になっていたと考えられています。こんな大きな歯を飲み込んだら、消化不良を起こしそうですが・・・。