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希少な澄江動物群の中でも輪をかけて希少なカンブリアモンスター、ガントウクニア・アスペラ(Gangtoucunia aspera)の上質化石/【ot4008】
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こちらはカンブリアモンスターの一つ、ガントウクニア(Gangtoucunia)の化石です。中国・雲南省のカンブリア紀の地層(澄江動物群)から発見された、棒状の管のような生物で、澄江動物群の中でも非常に珍しい存在です。

ご覧のように、特徴的な管状組織がはっきりと保存されています。発見当初は分類が不明とされていましたが、2022年に発表された軟組織の研究により、クラゲの仲間であると考えられています。実はクラゲは、地球上で最も古い生物の一つとされ、カンブリア爆発以前から生息しており、現代に至るまで絶えることなく、グループとしての生命をつないできました。クラゲは非常に不思議な生物で、その中でもベニクラゲは外的なストレスを受けると若返るという、いわば不老不死に近い特性を持っています。ただし、基本的に成長し続けるため、最終的には他の生物に捕食されて一生を終えます。老化や再生医療における手がかりになるとも言われ研究が進んでいるようです。

前述のようにクラゲは生物史の最も初期の頃から存在しています。その起原は古生代以前(原生代)にまで遡ることができます。時代については、コラム「地球のタイムスケール」を御覧ください。

頂点捕食者は時代とともに絶滅と変遷を繰り返してきましたが、クラゲは5回の大絶滅を乗り越え、現代まで生き続けているというのは非常に興味深いですね。

裏面です。澄江動物群の化石はこのようなカーキ色のきめ細かい質感をしています。

側面から撮影しました。粘土鉱物を豊富に含む土がゆっくりと堆積してできた、非常にきめ細かい層状の石です。

本体16ミリ、母岩最長部64ミリほどあります。

100円玉との比較。希少な澄江動物群の中でも輪をかけて希少なカンブリアモンスター、ガントウクニア・アスペラ(Gangtoucunia aspera)の上質化石です。
商品スペック
商品ID | ot4008 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 希少な澄江動物群の中でも輪をかけて希少なカンブリアモンスター、ガントウクニア・アスペラ(Gangtoucunia aspera)の上質化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離1.6cm 母岩含め全体6.4cm×3.9cm×厚1.3cm |
商品解説 | 希少な澄江動物群の中でも輪をかけて希少なカンブリアモンスター、ガントウクニア・アスペラ(Gangtoucunia aspera)の上質化石 |
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。