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化石セブン初登場、ベリーレア、特徴的な体節が明瞭に保存!カンブリア紀前期の地層から採集された澄江動物群の一つ、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の上質化石/【ot4006】
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こちらは、中国・雲南省のカンブリア紀前期の地層から発見された「カンブリアモンスター」、フキシャンフィア・プロテンサの化石です。化石セブンに初登場となる希少種で、以前からぜひ手に入れたいと思っていました。 フキシャンフィアは、ダンゴムシを平たくしてまっすぐ伸ばしたような姿をしており、最大の特徴は何といっても、そのはっきりとした体節です。フキシャンフィアを仕入れるなら、この体節がしっかり浮き出たものがいいと考えていたのですが、今回、まさに理想通りの個体を手に入れることができました。プロテンサはいわゆる模式種(タイプ種)です。

しかも写真上のほうには別の化石が見られます。網目状の殻のような組織が見られ、これまた希少な「ツゾイア」や「チャンセロイア」の可能性もありますが、はっきりとは分かりません。

話を今回の主役、フキシャンフィアに戻しましょう。フキシャンフィアは、どことなく三葉虫を思わせる姿をしており、柄のある複眼を持ち、12〜17ほどの体節と肢を備えていたと考えられています。2012年の研究では、現生の甲殻類や昆虫に近い存在だった可能性が指摘されました。さらに、2014年の研究では心臓と血管の痕跡が発見され、特に頭部の血管が発達していたことが報告されています。

写真右下に写っているのがフキシャンフィアで、左上ははっきりとは分かりませんが、「ツゾイア」もしくは「チャンセロイア」の可能性がある別の化石です。

裏面です。赤い部分は酸化鉄が沈殿したものと思われます。これは澄江動物群の化石でよく見られる特徴です。

側面から撮影しました。澄江動物群の化石が含まれる母岩は、驚くほど細粒の石質をしています。粘土鉱物を豊富に含む土が遺骸を包み込むことで酸化を防ぎ、このような上質な化石へと変化していったのだと思われます。

フキシャンフィアは27ミリほどあります。母岩は66ミリほどです。

100円玉との比較。カンブリア紀前期の地層から採集された澄江動物群の一つ、フキシャンフィア・プロテンサの上質化石です。非常にレアな標本です。
商品スペック
商品ID | ot4006 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 化石セブン初登場、ベリーレア、特徴的な体節が明瞭に保存!カンブリア紀前期の地層から採集された澄江動物群の一つ、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の上質化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離2.7cm 母岩含め全体6.6cm×4.8cm×厚2.6cm |
商品解説 | 化石セブン初登場、ベリーレア、特徴的な体節が明瞭に保存!カンブリア紀前期の地層から採集された澄江動物群の一つ、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の上質化石 |
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。