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ベリーレア!体節が見事に保存、カンブリアモンスター、澄江動物群の中でも、とりわけなレアな、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の化石/【ot4005】
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こちらは中国雲南省、澄江動物群の一つ、フキシャンフィア・プロテンサの化石です。澄江動物群の化石は極めて古く、入手が容易ではないため、いずれも希少ですが、このフキシャンフィアはとくに珍しく、コレクション価値の高い標本です。

近づいてみてみましょう。フキシャンフィアはダンゴムシを平べったくしたような形をしており、特徴的なのはその体節です。こちらの個体はその体節が明瞭に保存されています。
カンブリア紀の生物についてコラム「カンブリア紀の海洋生物たちの進化:捕食者から掃除役まで」も御覧ください。フキシャンフィアについても掲載があります。

澄江動物群は約5億2000万年前に生息していた生物群で、いわゆるカンブリア爆発(※)によって誕生した、最も初期の生物群の一つです。※ カンブリア爆発とは、約5億4000万年前に生物の多様性が急激に増加した現象です。それまでの地球上にはシンプルな生物しか存在していませんでしたが、カンブリア紀に入ると急激にさまざまな種類の動物が登場しました。この時期に体の構造や生態が大きく進化し、現代の多くの動物が持つ基本的な特徴を持つ生物が現れたため、「爆発的」と呼ばれています。

裏面です。澄江動物群の化石が見つかる母岩は、カーキベージュ色をしたきめ細かい岩質で、頁岩に分類されます。頁岩(けつがん)は、細かい粒子が積み重なってできた石で、その主成分は粘土鉱物です。非常に細かい粒子で構成されており、遺骸の周りに粘土鉱物が集まることで、酸化や風化から守られ、状態の良い化石が残ることがよくあります。また、粘土鉱物が豊富な水辺や湖の底で堆積したことを示しています。

側面から見ると、そのきめ細かさがよく伝わるでしょう。まるで粘土が固まったような質感があり、細かな粒子がしっかりと積み重なっているのがわかります。

フキシャンフィア本体は約3センチほどの大きさです。人によってはフキシャンフィアは三葉虫に似ていると感じるかもしれませんね。特に体節の構造や雰囲気は、三葉虫とよく似ている部分があります。しかし、2012年の研究では、フキシャンフィアは三葉虫よりもむしろ甲殻類や昆虫に近い存在だったという説が提唱されています。

100円玉との比較。澄江動物群の中でも、とりわけなレアな、フキシャンフィア・プロテンサの化石です。
商品スペック
商品ID | ot4005 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!体節が見事に保存、カンブリアモンスター、澄江動物群の中でも、とりわけなレアな、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離3cm 母岩含め全体6.6cm×4.9cm×厚1.9cm |
商品解説 | ベリーレア!体節が見事に保存、カンブリアモンスター、澄江動物群の中でも、とりわけなレアな、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の化石 |
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。