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希少な殻が二枚も保存、保存状態も良好!カンブリアモンスター、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石/【ot4004】
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こちらは、カンブリア紀に生息していた二枚貝のような節足動物、ブランキオカリスの化石です。代表種は1929年にカナダのバージェス頁岩で発見され、その後、中国やアメリカ・ユタ州からも報告されています。これは中国・雲南省の澄江生物群から採集された標本で、ご覧のとおり、特徴的な殻がほぼ完全な状態で保存された上質な化石です。 カンブリア紀に登場した奇妙な生物たちの中でも、特に目にする機会の少ない希少な存在です。

なんと2枚の殻が保存されています。

母岩を少しずつ剥離させていき、掘り出したことがよく分かる産状です。

ブラキオサウルスは数センチほどの小さな生物で、数十の環状の体節を持っていました。頭部には短い触角と鋭い付属肢があり、これを使って獲物を捕らえていたと考えられています。さらに、この大きな殻を巧みに活用し、上手に遊泳できたという説があります。現代には似た生物が存在せず、まさにカンブリア紀のモンスターといえる存在ですね。

裏面です。

側面から撮影しました。澄江動物群の標本によく見られる非常にきめ細かい層構造。

殻のサイズはいずれも2センチ前後です。左右73ミリほどあります。ちなみに、本種、Branchiocaris yunnanensisは、雲南省のブランキオカリスという意味になります。

100円玉との比較。希少なブランキオカリスの殻がなんと二枚も保存された、極めて希少なコレクションです。
商品スペック
商品ID | ot4004 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 希少な殻が二枚も保存、保存状態も良好!カンブリアモンスター、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離2.1cm 2cm 母岩含め全体7.3cm×5.6cm×最厚部1.5cm |
商品解説 | 希少な殻が二枚も保存、保存状態も良好!カンブリアモンスター、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
澄江生物群の化石は、今では似たような生物が存在しない珍しい化石が多いのです。ただし、部分化石が多いことや、母岩と同系色の淡い色調で、印象化石のように凹凸がはっきりしないものが多く、ぼんやりした化石が多いイメージです。しかし、今回のブランキオカリスは見た目も分かりやすいですし、2枚も特徴的な殻が残っているので、生きている時はどのような姿だったのかイメージし易いです。また、2枚の殻は1個体の殻が分かれたものなのか、それとも別の個体なのか想像する楽しみもあります。今後とも希少で、全身がイメージし易いようなカンブリアモンスターの販売をよろしくお願いします。
滋賀県/男性
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。