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まさにマンモス級の存在感、これぞコレクティブアイテム!歴代トップクラスのサイズと保存状態を有する、ウーリーマンモス(Mammuthus primigenius)の臼歯の化石/【ot4003】
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こちらは、左右 28.5センチ に達する、極めて大きなウーリーマンモスの臼歯の化石です。弊社がこれまで取り扱ってきた標本の中でもトップクラスのサイズを誇ります。さらに、保存状態も非常に良好で、まさに文句のつけようがない素晴らしいコレクションアイテムです。
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手と比較すると、その大きさがいかに際立っているかがよくわかります。ウーリーマンモスは更新世(約260万年前~1万年前)に生息していた長鼻類の仲間で、化石や古生物に詳しくない方でも、名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実はマンモスにはいくつかの種類がありますが、あの毛むくじゃらの姿を思い浮かべたのであれば、それがまさにウーリーマンモスです。その名の通り、Wool(毛)に全身が覆われていました。マンモスの祖先はもともとアフリカで誕生しましたが、ヨーロッパへと進出し、最終的にベーリング地峡(※)を渡って北米へと至りました。ウーリーマンモスは主にユーラシア大陸の寒冷地域に生息しており、寒さに適応するため、全身が厚い毛で覆われていたのです。※ ベーリング地峡は氷河期に陸続きとなり、約2万5千年前から1万2千500年前にかけて、動物や人類がアジアからアメリカ大陸へ渡ることができました。海面が約100メートルほど低下し、ベーリング海峡が陸地となったためです。その後、温暖化により海水面が上昇し、現在のような海峡が形成されました。
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臼歯の断面を撮影しました。マンモスはこのような鋭い凹凸が並んだ板状の歯を上下からすり合わせ、植物をすりつぶして食べていました。臼(うす)で植物を粉砕するのと似ているため、"臼歯"と言われています。
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こちらは臼歯の下半分にあたります。臼歯は使用とともに徐々に摩耗していきますが、これはまだ未使用の状態で、これから徐々に摩耗していくはずだった部分です。使用部分と未使用部分が同時に見られる点も興味深いですね。
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それにしても、保存状態が素晴らしい。これは何度でも強調したい点です。ウーリーマンモスの化石は、いくつかの地域で採集されています。主にロシアやオランダで多く見つかりますが、こちらはオランダ産で、同国は北海に面したヨーロッパの国です。沖合では漁網にかかることもあり、アイスエイジの化石が引き上げられることがあります。年代は約50万年前から数万年前までとされています。保存状態はさまざまですが、まれにこのように素晴らしい状態を保った化石が発見されます。
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右側がすでに摩耗した部分、左側が未使用の部分です。
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どちらの面も欠けた部分がなく、本当に見事な逸品です。
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こちらは裏側(歯茎側)になります。マンモスは、多くの恐竜とは異なり、いったん抜けた歯が再び生えることはありませんでした。一生のうち限られた数の臼歯を使い終えると、それ以上新しい歯が生えてくることはなかったのです。その点では、私たちホモ・サピエンスと変わらない特徴を持つ哺乳類だったといえます。
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裏側も驚くほど素晴らしい保存状態を保っています。マンモスは一般的に、氷河期の終わりとともに約1万年前までには絶滅したと考えられています。しかし、北米アラスカ沖のセントポール島では約5000年前まで生き残っていたとされています。同島では独自の生態系が形成され、他地域から孤立していたため、マンモスが長く生存できたと考えられていますが、最終的には海面上昇による淡水の不足が原因で絶滅したとする説があります。また、シベリアのウランゲリ島でも、マンモスが約4000年前まで生き残っていたことが確認されています。島でマンモスが生存できた理由として、人類の影響が少なかったことが挙げられます。大陸ではクロマニョン人による狩猟がマンモスの減少につながりましたが、島ではその影響がほとんどなかったのと、島という環境が比較的安定していたことも、長期的な生存につながったと考えられています。
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左右 28.5センチ という驚異的なサイズを誇ります。重量は なんと3,955グラム もあります。まさに、マンモス級のサイズと重量を誇る圧巻の標本です。
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100円玉との比較。歴代トップクラスのサイズと保存状態を有する、ウーリーマンモスの臼歯の化石です。これぞコレクティブアイテムというべき逸品です。
商品スペック
商品ID | ot4003 |
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年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | まさにマンモス級の存在感、これぞコレクティブアイテム!歴代トップクラスのサイズと保存状態を有する、ウーリーマンモス(Mammuthus primigenius)の臼歯の化石 |
産地 | North Sea, the Netherlands |
サイズ | 28.5cm×16cm×厚8.1cm 3955g |
商品解説 | まさにマンモス級の存在感、これぞコレクティブアイテム!歴代トップクラスのサイズと保存状態を有する、ウーリーマンモス(Mammuthus primigenius)の臼歯の化石 |
マンモスとは?
人類 VS マンモス
先史時代の人類とマンモスとの関わりを示す様々な遺跡が見つかっている。ヨーロッパの洞窟では、旧石器時代に描かれたとされるマンモスの洞窟壁画が残されている。古代人は集団でマンモスの狩を行っていたと考えられているが、あの巨大なキバでの攻撃には相当てこずったであろう。
マンモスは長鼻目長鼻類マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現生の長鼻類の類縁にあたるが、直接の祖先ではない。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
時代と生息地域
約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)まで。日本、シベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸・アメリカ大陸にも広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で且つ最後まで生存していたマンモスとして有名である。現在は全種が絶滅している。
マンモスの巨大な牙
全長3.2mに達することもある巨大な牙が特徴である。これは現生の長鼻類からは考えられないほど巨大である。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
最も古いマンモス
最古のマンモスは、約500万~400万年前、北アフリカにおいて生まれたと考えられている。これはちょうど人類の祖先が発生したのと同じ時代。
マンモスの絶滅
更新世末期にあたる約4万~数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。原因は未確定であるが、氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とする説がある。その他の仮説としては、ヒトの狩猟の対象になったことを原因とするものがある。また、アメリカ大陸のコロンビアマンモスの化石の検証から、伝染病説が最近の有力な仮説として提唱されている。
ユタ州先史博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今でも生きている?
最後のマンモスは、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説が提起されている。また、1600年前後に、シベリアで山賊退治の騎士達が毛の生えた大きな長鼻類の目撃情報があるが、定かではない。まだまだロマンのつきない伝説の哺乳類であることは間違いなさそうだ。
パリ国立博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org