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ヘビー級のありがたい系コレクション。地球に酸素を生み出したストロマトライト スフィア型/【ot396】
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地球に酸素を大量に放出したことで、知られるストロマトライトの球状ポリッシュ標本です。
45.6億年前に地球が誕生した直後は、凝集段階で、まだ大気も海もありませんでした。その後海ができますが、現生のような酸素が豊富な環境ではありませんでした。その海中で、バクテリアが光合成を行い、酸素を生み出したことで、生命がはぐくまれていきます。そのバクテリアの集合体が、このストロマトライトなのです。
そういった意味では、多種多様な生物が地球上に棲める環境を造りだす、という大きな役割を果たしたと言えます。
地球の形のように丸くカットされたこの標本は、地球史を代表するストロマトライトの形としては、ぴったりです。
この縞状の層は、バクテリアの活動を表しており、何度も活動を断続的に行ってきたことが分かります。
ブラックとブラウンの縞状の層はとても美しいです。
「地球史」を傍らに置いてみませんか。
商品スペック
商品ID | ot396 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ヘビー級のありがたい系コレクション。地球に酸素を生み出したストロマトライト スフィア型 |
産地 | Peru |
サイズ | 直径 7cm / 515g |
商品解説 | これらの模様は、すべて、シアノバクテリアという藍色細菌が生きる過程で作り上げたものです。 何層にもよる粘液と砂などの積み重ねによって、このような見るも楽しい不思議な層が出来上がります。 シアノバクテリアが活動した証しとなるストロマトライトは、生きた化石としても知られています。 本標本の特徴は、何といってもこの大きさ。 重量感があります。 ずっしりと手応えのある地球の酸素の元に触れてみてください。 |
ストロマトライトとは?
人類、恐竜、三葉虫、アンモナイト、、、全員が感謝する球体
地球を生物あふれる星に一変させた石、ストロマトライト! この石ころに地球の歴史と生物の発展のはじまりが詰まっています。皆様、地球年表をごらんになったことはありますでしょうか。
現生の地球は大量に酸素が存在するので、ATP合成(生命エネルギーの生成)を積極的に行うことができます。そのおかげで、われわれ人類を含む生物が闊歩(かっぽ)しています。
当たり前の話ですが、酸素がなければ、われわれ生物は存在できません。
地球で初めて光合成し、酸素をくれた。すべての生物が感謝!
30億年前以前の原始地球では、そのような酸素はほとんど存在せず、二酸化炭素で充満していました。それゆえ、複雑で高等な生物は全く存在できませんでした。
と・こ・ろ・が・・・・
藍藻(らんそう)類やシアノバクテリアの出現で、”光合成”が地球中で行われ、二酸化炭素が減少し、酸素が増え始めました。
この、ありがたい、ありがたい藍藻類やシアノバクテリアが光合成を行い死滅し、また出現し・・・の繰り返しで巨大化した化石がストロマトライトなのです。
ストロマトライトは何でできている?
30億年前以上、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のこと。
どうやって巨大化する?
ストロマトライトとなる藻類が昼に光合成をし、泥や砂などの堆積物を取り込みながら夜に固化する。これの繰り返しでその高さを増していく。
先カンブリア代のストロマトライトの化石 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
現在のオーストラリア・シャーク湾のストロマトライト 画像「ストロマトライト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or