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透明度が高く、薄く観察しやすい!約1億年前の恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3862】
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こちらは、ミャンマー北部の渓谷で見つかる、約1億年前(白亜紀)の琥珀「バーマイト」です。中にはご覧のとおり昆虫が閉じ込められています。高倍率のルーペを使うと、とても精細に観察できますね。尾先にはU字状の突起も見えます。
先ほどの昆虫は写真の下部に位置しています。バーマイトは世界各地の琥珀の中でも特に古いもののひとつですが、透明度が比較的高いため、内部の観察がしやすいという特徴を持っています。
バーマイトには、このような昆虫のほかにも、クモなどの節足動物や爬虫類の一部、そして恐竜の断片的な部位が含まれることがあります。恐竜の部位は非常に希少で、発見されることはごく稀です。
こちらにも非常に小さな虫が確認できました。バーマイト内部を観察するには、30倍以上の高倍率ルーペが必要です。背後からライトを当てると、虫がシルエットとして浮かび上がり、さらに詳細に観察することができます。昆虫は古生代デボン紀から急速に繁栄し、その勢いは止まることなく現代に至ります。爬虫類や哺乳類よりも早く空を飛び、世界各地で繁栄を遂げました。
肉眼で見ると、虫の存在には気づきづらいかもしれません。
比較的薄い個体ですので、内包物の確認がしやすいです。
バーマイトは近年の研究により、約1億年前の熱帯雨林の樹液が化石化したものであることが明らかになっています。内包物もその時代のものである可能性があり、恐竜時代の琥珀としてコレクターに非常に人気を集めています。
左右23ミリほどあります。
100円玉とほぼ同じ大きさです。恐竜時代の琥珀、バーマイトです。高倍率のルーペを使えば、薄くて観察しやすい個体となっています。
商品スペック
商品ID | ot3862 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 透明度が高く、薄く観察しやすい!約1億年前の恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.3cm×1.4cm×厚0.2cm |
商品解説 | 透明度が高く、薄く観察しやすい!約1億年前の恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。