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なんと!生々しい「樹皮」を閉じ込めた非常に希少なバーマイト(Burmite)/【ot3841】
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バーマイトコレクターの皆様にぜひおすすめしたい逸品です。樹皮の一部と思われる物体が閉じ込められている非常に珍しい標本で、虫を含む標本よりもさらに希少です。
しかも、琥珀全体に広がる大きな樹皮が含まれています。
周辺には虫も見られます。琥珀はもともと木の樹液が化石化したものですが、樹皮を内包している標本は非常に珍しいです。考えてみれば当然のことで、樹皮は硬く、簡単には剥がれません。おそらく、何らかの偶然が重なり、樹皮が閉じ込められたのでしょう。
松の樹皮のような特有のクラックが見られます。
樹皮の存在に目を奪われがちですが、実はその周辺には多くの虫も見られます。おそらく、樹皮から流れ出す樹液に引き寄せられ、群がっていたのでしょう。
まるで樹皮を琥珀というケースで包んでいるかのような標本です。
ご存知のように、バーマイトは約1億年前の樹液が化石化したものとされています。そのため、内部に含まれている物体も同じ時代のものである可能性が高く、古代の生態系を垣間見ることができる貴重な標本です。
通常、樹皮が化石化することは非常にまれです。珪化木のように石化して保存されることはありますが、このように当時の状態に近い色合いや質感で保存されるのは、極めて希少です。
左右15ミリほどあります。
100円玉との比較。樹皮を閉じ込めた非常に希少なバーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3841 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | なんと!生々しい「樹皮」を閉じ込めた非常に希少なバーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.5cm×1.1cm×厚0.5cm |
商品解説 | なんと生々しい「樹皮」を閉じ込めた非常に希少なバーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。