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かつてない大きさの羽虫を内包!圧倒的な存在感を放つミャンマー産バーマイト(Burmite)/【ot3839】
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これはデカい!過去のラインナップと比較しても、トップクラスに大きな羽虫を内包したビルマ産琥珀です。肉眼でもはっきりとその存在を捉えることができるほどの大きさです。通常、琥珀にはこれほど大きな虫は含まれません。琥珀は樹液が固まったもので、一定以上大きな虫は樹液から脱出しやすいのが一般的ですが、羽虫の場合は力があまり強くないため、まれにこのように大型の羽虫でも琥珀に閉じ込められることがあります。それにしても、これはまさにレアケース。珍しい標本です。
琥珀の基質の大部分を虫が占めている非常に珍しい標本です。
頭部の輪郭、触角の部分です。
大きな胸部とそこから伸びた羽。翅脈もはっきりと残されています。
肉眼で見ると、このように虫の姿がはっきりと確認できます。かつてこれほど明瞭に虫の姿を捉えた琥珀の標本があったでしょうか?バックライトを当てると、大きなシルエットが浮かび上がり、まるで目の前に飛び込んでくるような迫力を感じさせます。
蛍光灯下で撮影した1枚です。虫以外の部分には目立った内包物がほとんどないため、虫が一層際立っています。
左右13ミリほどあります。虫だけで1センチ近くあります!
100円玉との比較。かつてこれほど大きな虫が閉じ込められたバーマイトがあったでしょうか。
商品スペック
商品ID | ot3839 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | かつてない大きさの羽虫を内包!圧倒的な存在感を放つミャンマー産バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.3cm×0.9cm×厚0.6cm |
商品解説 | かつてない大きさの羽虫を内包!圧倒的な存在感を放つミャンマー産バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。