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透明度高い!まれに見る大きさ、なんと37ミリに達する大型のバーマイト(Burmite)/【ot3838】
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こちらは、琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産のバーマイトです。Burmiteと書いて「バーマイト」と読みますが、ビルマ琥珀と呼ぶ人もいますね。バーマイトが注目される理由は、その圧倒的な古さにあります。琥珀は古代の樹液が長い年月をかけて化石化したものですが、世界的に有名なバルト海産の琥珀が約4000万年前のものであるのに対し、バーマイトは約1億年前まで遡ることができるのです。その内部に含まれる植物片も、その時代のものと考えられており、化石ファンにとってはたまらない魅力を持っています。
こちらの個体の特徴は、内包物は比較的少なく、非常に透明度が高いことです。
バックライトを当てると、素晴らしい琥珀色が浮かび上がります。さらに、バーマイトの中ではかなり大きいサイズのものなので、その輝きも圧巻です。まばゆいばかりの光を放ち、見る者を魅了してくれます。
手のひらと比較してみると、その大きさが一目瞭然です。ここまで大きなバーマイトは、なかなかお目にかかれません。
そして、この標本の特徴の一つが、この明瞭な植物の葉です。広葉樹のものと思われます。
こちらにはまた別の鋭い針のような内包物が見られますね。
左右37ミリほどある、立派な個体です。
100円玉との比較。まれに見る大きさ、37ミリに達する大型のバーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3838 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 透明度高い!まれに見る大きさ、なんと37ミリに達する大型のバーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 3.7cm×1.9cm×厚0.5cm |
商品解説 | 透明度高い!まれに見る大きさ、なんと37ミリに達する大型のバーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。