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ビッグサイズ!人気!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3796】
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こちらは、約1億年前の樹液が元となった非常に古い琥珀、バーマイトです。ビルマ琥珀やカチン琥珀とも呼ばれ、ミャンマー北部のカチン州で採集されることに由来しています。内部にはさまざまな動植物が閉じ込められる場合があり、その時代を知る重要な資料とされています。
こちらの個体はクリアな基質がありながら、適度に植物片などを含んでいるため、バックライトを当てるとシルエットが浮かび上がります。
樹液に群がった虫や、落下する際に巻き込んだ植物片が内部に閉じ込められたまま樹脂へと変化することがあります。樹液から脱出できる一定の大きさの虫や力強い甲虫が含まれているケースは少なく、比較的華奢な手足を持つ羽虫や蜘蛛などの昆虫が内包されていることが多いです。
こちらにはサングラスのような面白い内包物が見られます。植物の硬い種子の一部でしょうか。
バーマイトからは顕花植物(花が咲く植物)、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類など多種多様な植物が内包されていることが明らかになっています。
虫の一部でしょうか。特徴的な形態をしています。バーマイトには淡水性の昆虫や海岸性の植物が含まれていることがあり、河川、汽水域、海岸などに自生していた熱帯雨林の樹液が起源とされています。
ご覧のように、かなりの透明度があります。
バックライトをあてずとも、明るい山吹色を呈します。
左右25ミリもある、非常に大きな個体です。
100円玉との比較。約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3796 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ビッグサイズ!人気!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2.5cm×1.4cm×最厚部0.4cm |
商品解説 | ビッグサイズ!人気!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
この商品を購入されたお客様のお声
特徴的な足の形が気になって購入しました。表面を研磨して観察すると全身が揃った虫が3匹。一番大きなものは、頭のあたりにクラックがあり全体のイメージが見えにくいですが、腹部の大きさと前部に偏った足の 配置から、おそらく水生昆虫の幼虫だろうと思います。J型に曲がった特徴的な足は獲 物を抱え込んで体液を吸うタイプの虫でしょうか。綺麗に保存された非常に細かく大き な複眼は水生昆虫の幼体らしくはない感じはありますが、目で獲物を追うタイプだと推 測します。半透明の細長い虫の尻先の長い針状のものが体と繋がって無いのは体から抜けたのか、針状の異物なのか・・・これも水生昆虫のイメージがあります。明らかに陸生の昆虫と思われるものは、頭は蟻、胸は蜂、腹は薄くて硬い甲虫のように見えます。3匹とも不思議な感じがありますが、1億年も昔の虫ですから現代の虫と違って当たり前ですね。しかし、水生昆虫が樹液に閉じ込められるのは、どのようなシチュエーションなのでしょうか?
滋賀県/男性
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。