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化石セブン初登場、ベリーレア!カンブリアモンスターの一つ、ツゾイア・シネンシス(Tuzoia sinensis)の甲羅の化石/【ot3784】
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こちらは化石セブン初登場の、カンブリアモンスター、ツゾイア・シネンシスです。非常にレアです。中国雲南省のチェンジャン動物群の一つです。現世の生物とは似ても似つかない不思議な形をしています。ツゾイアはチェンジャン動物群以外、たとえばカナダ・バージェス頁岩からも発見されているため、当時、世界中で棲息していたと見られています。
この大きな円形の物体は、おそらくツゾイアの甲羅です。軟体部分はこの甲羅に包まれていたと考えられていますが、化石として残っているのは主にこの甲羅の部分です。甲羅の一部には棘があったとされ、これが泳ぐ際の安定性を高める役割を果たしていたとされています。カンブリア紀の生物を見ていると、確かに生き物なのですが、どこか緻密に設計されて作られた「精密機械」のような印象を受けます。標本をよく見ますと、トゲのような小さな物体が散らばっているようにも見えます。
ツゾイアはこの時代では決して小さな生物ではなく、少なくとも3センチ程度まで成長したようです。この標本も、そのくらいの大きさがあります。
ツゾイアは活発に泳ぐ生物だったという説が有力です。これまで比較的広範囲で発見されることから外洋性の生物と考えられていましたが、最近の研究では、海底の動物を狙う捕食者やスカベンジャー(腐肉食者)であったという新しい説も提唱されています。
軟体動物をクレープのように挟んでいた甲羅ですが、この化石の細部を観察すると、繊細な模様が見られます。形状から判断すると、片側が化石として残されたのではないかと推察されます。
こちらが裏面です。チェンジャン動物群の化石が見つかる母岩は非常にきめ細かい頁岩で、何層にも重なっているのが特徴です。頁岩は粒子の細かい粘土鉱物を多く含み、遺骸に深く浸透するため、良好な状態の化石が形成されやすい傾向があります。
側面から見ると、層構造がよくわかりますね。
本体、左右32ミリほどあります。
100円玉との比較。化石セブン初登場、ベリーレア、カンブリアモンスターの一つ、ツゾイアの甲羅の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3784 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 化石セブン初登場、ベリーレア!カンブリアモンスターの一つ、ツゾイア・シネンシス(Tuzoia sinensis)の甲羅の化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離3.2cm 母岩含め全体8.4cm×5.5cm×厚2cm |
商品解説 | 化石セブン初登場、ベリーレア!カンブリアモンスターの一つ、ツゾイア・シネンシス(Tuzoia sinensis)の甲羅の化石 |
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。