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ベリーレア!特筆すべき保存状態!カンブリアモンスター、レアンコイリア(Leanchoilia)の上質化石/【ot3775】
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こちらは、カンブリア紀に生息していた特殊な生物、レアンコイリアの高品質な化石です。レアンコイリアは、カナダのバージェス頁岩と中国の澄江(チェンジャン)生物群で発見される、非常に希少な節足動物です。この化石は、複数の足が鮮明に保存されており、非常に良好な保存状態を保っています。レアンコイリアは多くのコレクターからお問い合わせをいただいておりますが、カンブリア紀の希少な化石であるため、入手が非常に困難です。そのため、こうして時折、特定の標本のみご紹介するのが精一杯です。ご興味のある方は、どうぞお早めにご検討ください。
遠目で見ても、よく輪郭が分かる標本です。レアンコイリア属は現在のところ、7種が暫定的に記載されていますが、こちらはチェンジャン生物群のイリセブロザ(illecebrosa)です。
約5億4100万年から5億3000万年前にかけて、地球上の生物が急激に多様化した現象を「カンブリア爆発」と呼びます。この約1100万年の間に、現在の動物の主要なグループ(門)が次々と出現し、特にレアンコイリアのような硬い殻を持つ複雑な構造の多細胞生物が多く現れました。カンブリア爆発の原因については、酸素濃度の上昇、海洋の化学環境の変化、生態系の競争の激化など、さまざまな説がありますが、決定的な答えはまだ見つかっていません。いずれにせよ、このカンブリア爆発は地球の生物史における極めて重要な転換点とされています。また、カンブリア爆発で誕生した生物の多くは、現生の生物とは全く異なる姿をしており、その奇妙な外見から「カンブリアモンスター」と呼ばれることもあります。
レアンコイリアは、海底を歩いたり泳いだりしながら、獲物を狙う捕食者、または腐肉を食べるスカベンジャーだったと考えられています。前方には大きな付属肢があり、それを使って獲物を捕らえていたと見られています。
澄江生物群の化石を含む母岩は、このように非常にきめ細かく滑らかな頁岩です。その優れた保存状態から、海底の粘土鉱物が豊富で、酸素がほとんどない嫌気性の環境であったと考えられます。
十分な厚みがあります。
本体、直線計測で16ミリほどあります。
100円玉との比較。極めて上質な保存状態を維持した、チェンジャン生物群の節足動物、レアンコイリアの化石です。
商品スペック
商品ID | ot3775 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!特筆すべき保存状態!カンブリアモンスター、レアンコイリア(Leanchoilia)の上質化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離1.6cm 母岩含め全体5cm×3.9cm×厚2.1cm |
商品解説 | ベリーレア!特筆すべき保存状態!カンブリアモンスター、レアンコイリア(Leanchoilia)の上質化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
あこがれのカンブリアモンスターの化石がリーズナブルな値段で手に入りました。カンブリア爆発の雰囲気が分かるサンプルです。待った甲斐がありました。
大阪府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。