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古代魚の巨大な背骨!白亜紀後期の海の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の脊椎の化石/【ot3755】
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こちらは白亜紀の巨大な硬骨魚類、エンコダスの脊椎(背骨)の化石です。みなさま、最近、焼き魚をお召あがりなられましたか?この季節、アジが美味しいですよね。アジの背骨の厚みはわずか数ミリですが、こちらのエンコダスの背骨は17ミリもあります。エンコダスがいかに大きな魚だったか、この標本がよく表していますね。
エンコダスは成長すると2メートル近くまで成長した、非常に大きな魚類でした。また巨大な釘のような鋭い歯を持ち、より小さな魚類を積極的に捕食していたハンターでした。白亜紀後期は彼らより強大な生物だったモササウルスや首長竜などが存在していましたが、エンコダスも食物連鎖の上位に君臨していたと考えられています。
このような骨が多数つながって、一つの背骨を形作っていました。
椎体もきれいに保存されています。
椎体をアップで撮影。
左右17ミリほどあります。
100円玉とほぼ同じ大きさです。白亜紀後期の海の巨大魚、エンコダスの脊椎の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3755 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 古代魚の巨大な背骨!白亜紀後期の海の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の脊椎の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 1.8cm×1.7cm×1.7cm |
商品解説 | 古代魚の巨大な背骨!白亜紀後期の海の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の脊椎の化石 |
エンコダスとは?
エンコダスは、白亜紀後期の海に生息した絶滅古代魚です。エンコダスは、恐竜をはじめ多くの生物が絶滅したKT境界(中生代と新生代の境界)を乗り越え、新生代のはじめまで、生息していた、珍しい古代魚です。
復元図をご覧いただくと、一目でお分かりのように、大きなアゴと鋭い歯を持っていた捕食種(ハンター)でした。
種にもよりますが、最大で1.5m程度まで成長し、体躯に似つかわしくないほどの巨大な歯を持っていました。
1.5mほどのサイズは、魚類としては、かなり大きいものですが、一般的に考えて、6cmの歯は、体躯に比べて大きすぎます。
アンバランスなほど大きなアゴ(特に下顎)と歯を持った、特徴的な頭部は、一度見れば、脳裏にこびりついてしまうことでしょう。
しかし、エンコダスほどのハンターでも、中生代の海の覇者であるモササウルスやプレシオサウルスの胃の内容物として発見されていることから、彼らの餌になっていたと考えられています。こんな大きな歯を飲み込んだら、消化不良を起こしそうですが・・・。