- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- 多数の羽虫が内包されています!約1億年前の琥珀とされる、希少なバーマイト(Burmite)
多数の羽虫が内包されています!約1億年前の琥珀とされる、希少なバーマイト(Burmite)/【ot3727】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは古代の琥珀で、バーマイトです。中にはっきりとした虫の姿が見えます。目の良い人なら、肉眼でも捉えることができるかもしれません。こちらの写真は高倍率のルーペを用いて撮影しました。
バーマイトは、約1億年前の針葉樹の樹液が化石化したものです。琥珀全般に言えることですが、非常に古い樹液が起源となっていますが、バーマイトはその中でも特に古いものです。約1億年前と言えば、恐竜たちが大地を歩いていた時代です。内包されているものもその時代のものである可能性があり、まさにロマンに満ちた存在です。
よく見ると、1匹だけではありませんでした。多くの羽虫が密集しているのです。魅力的な樹液に集まった虫たちが一緒に閉じ込められてしまったのでしょうか。それとも、地面にいた虫たちの上に樹液が天空から降ってきたのでしょうか。いずれにしても、その密集度はなかなかのものです。興奮しながら写真を撮影しました。
バーマイトは、東南アジアのミャンマーで採集されます。ミャンマーの旧国名「ビルマ」にちなんで「ビルマイト」あるいは、本来の発音に近い「バーマイト」と呼ばれています。
肉眼で見ると、虫が閉じ込められていることにはなかなか気づかないかもしれません。
透明度が高く、バックライトに照らされると、美しく輝きます。
左右16ミリほどあります。
100円玉との比較。ライトを浴びると、美しい飴色に輝きます。
商品スペック
商品ID | ot3727 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 多数の羽虫が内包されています!約1億年前の琥珀とされる、希少なバーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.6cm×0.8cm×厚0.3cm |
商品解説 | 多数の羽虫が内包されています!約1億年前の琥珀とされる、希少なバーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。