カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石 化石 販売

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カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石/【ot3723】

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【ot3723】

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カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その1)

こちらは、非常に希少なカンブリアモンスターの一つ、ブランキオカリスの標本です。ブランキオカリスは最初、1929年にカナダのバージェス頁岩から発見され、記載されました。当初はプロトカリスのグループに分類されていましたが、1976年に正式に独自の属として分けられました。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その2)

ブランキオカリスは数センチ程度の生物で、高度に分かれた体節を持ち、尾節も持っています。のちに繁栄する三葉虫にも似た節足動物です。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その3)

頭部が左上で、尾部が右下になります。右下に少し伸びているのは尾の棘です。この棘の用途などは不明ですが、この時代の節足動物は大きな頭部と複数の体節部、尾節部に分かれ、このような鋭い尾棘を持つものが比較的多く存在します。また頭部前方に飛び出した2本の棘は触角もしくは付属肢の可能性があります。この部位が保存されている標本は決して多くありません。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その4)

こちらの標本は、カンブリア紀の生物群が眠る中国のチェンジャン生物群の一部です。カンブリア紀の化石は非常に数が少なく、保存状態の良いものはさらに限られています。これは、約5億年以上前の非常に古い時代の標本であり、化石が風化や侵食によって損なわれやすいためです。カンブリア紀は生物の急激な多様化が進んだ時期で、現代の生物とはほとんど関連性がないため、その奇妙な姿から「カンブリアモンスター」と呼ばれることもあります。また、化石として残るのは殻の部分が主で、軟体部は保存されません。現代の生物とは関連が薄いため、復元が難しく、どうしても想像に頼らざるを得ません。そのため、カンブリア紀の生物群は非常にロマンあふれるものでもあります。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その5)

裏面です。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その6)

粒子の細かい土が折り重なって堆積した様子がよく分かります。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その7)

本体20ミリほど、母岩含め66ミリほどあります。

カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石(その8)

100円玉との比較。非常に希少な、カンブリア紀の生物の一つ、ブランキオカリスの標本です。

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スタンド

商品スペック

商品ID ot3723
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石
産地 中国雲南省
サイズ 本体直線距離2cm 母岩含め全体6.6cm×6.5cm×厚1.2cm
商品解説 カンブリアモンスターのなかでも希少種!5億年以上前の、奇々怪々な生物、ブランキオカリス(Branchiocaris yunnanensis)の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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