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レア!非常に希少なチェンジャン生物群の一つ、イソキシスの上質化石(Isoxys curvirostratus)/【ot3722】
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こちらはカンブリア爆発によって誕生した奇々怪々な生物の一つ、イソキシスです。イソキシスは二枚貝に似たカンブリア紀の節足動物の一つで、自由に泳ぐことができた捕食者だったと考えられています。いわゆるカンブリアモンスターの一つです。カンブリアモンスターは現世の生物とは似ても似つかない形をしており、未知の生物として知られています。
イソキシスは半円形の硬い甲皮を持ち、縁部には鋭いトゲが備わっていました。こちらの個体はまさにその姿をしており、素晴らしい保存状態を維持しています。
頭部には一対の大きな球状の眼を持っていました。イソキシスは活発に泳ぎ、付属肢である鋭いトゲを用いて獲物を捕食したと考えられています。
イソキシスの最大の特徴である半円の甲皮が良く保存されています。
裏面です。中国チェンジャン産の化石の母岩はご覧のように薄いカーキ色できめ細かい石質が特徴的です。
中国のチェンジャン化石群は、約5億2000万年前のカンブリア紀初期に形成された非常に保存状態の良い化石群です。現在の中国雲南省澄江市付近で発見されています。この化石群は、カンブリア爆発と呼ばれる急激な生物多様性の増加によって生まれた多数の生物の化石が含まれています。
左右62ミリ、本体16ミリほどです。
100円玉との比較です。非常に希少なチェンジャン生物群の一つ、イソキシスの上質化石です。
商品スペック
商品ID | ot3722 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | レア!非常に希少なチェンジャン生物群の一つ、イソキシスの上質化石(Isoxys curvirostratus) |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離1.6cm 母岩含め全体6.2cm×4.7cm×厚1.7cm |
商品解説 | レア!非常に希少なチェンジャン生物群の一つ、イソキシスの上質化石(Isoxys curvirostratus) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。