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美品!白亜紀後期の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の立派な歯化石/【ot3719】
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こちらは白亜紀後期の海中に棲息していた恐ろしき巨大魚、エンコダスの歯化石です。エンコダスは1メートルから2メートル程度の体躯に対して、ご覧のような巨大な牙を有していました。約1億1000万年前から6600万年前まで世界中の海域で繁栄していたと考えられています。米国や北アフリカでよく化石が発見されています。
ニシンの仲間ですが、現世のニシンとは似ても似つかぬ巨大な牙を持っていました。エンコダスは強大な捕食者でしたが、同時に、モササウルスや首長竜などに捕食されていたとも考えられています。
エンコダスの歯化石はわずかに曲がっており、いったん突き刺さると抜けにくい構造になっていました。
根元はほぼ真円に近く、分厚くて強い咬む力があったことが伺えます。
ロングカーブ計測にて5センチほどあります。
100円玉との比較。白亜紀後期の巨大魚、エンコダスの立派な歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3719 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 美品!白亜紀後期の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の立派な歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5cm |
商品解説 | 美品!白亜紀後期の巨大魚、エンコダス(Enchodus)の立派な歯化石 |
エンコダスとは?
エンコダスは、白亜紀後期の海に生息した絶滅古代魚です。エンコダスは、恐竜をはじめ多くの生物が絶滅したKT境界(中生代と新生代の境界)を乗り越え、新生代のはじめまで、生息していた、珍しい古代魚です。
復元図をご覧いただくと、一目でお分かりのように、大きなアゴと鋭い歯を持っていた捕食種(ハンター)でした。
種にもよりますが、最大で1.5m程度まで成長し、体躯に似つかわしくないほどの巨大な歯を持っていました。
1.5mほどのサイズは、魚類としては、かなり大きいものですが、一般的に考えて、6cmの歯は、体躯に比べて大きすぎます。
アンバランスなほど大きなアゴ(特に下顎)と歯を持った、特徴的な頭部は、一度見れば、脳裏にこびりついてしまうことでしょう。
しかし、エンコダスほどのハンターでも、中生代の海の覇者であるモササウルスやプレシオサウルスの胃の内容物として発見されていることから、彼らの餌になっていたと考えられています。こんな大きな歯を飲み込んだら、消化不良を起こしそうですが・・・。