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日本がもっと温暖湿潤な気候だった頃に繁栄していた岡山県産のビカリア(Vicarya)の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot3717】
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日本がもっと温暖湿潤な気候だった頃に繁栄していた岡山県産のビカリア(Vicarya)の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)【ot3717】
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こちらは中新世中期(約1500万年前)に繁栄した絶滅巻き貝、ビカリアです。ビカリアは塔のような形状で、鋭い突起が付属した特徴的な殻を持っています。こちらは岡山県で発見された標本です。
約1500万年前の日本は現在と比べて温暖な気候で、多様な植物が繁茂していたと考えられています。亜熱帯性の植物が広がり、現在の東南アジアのような気候に近かった可能性があります。この時期、日本列島の地形は現在の形に近づきつつあり、本州、四国、九州の形が形成され始めていましたが、まだ現在のような国土ではなく、日本列島の一部がユーラシア大陸に接合した状態でした。
日本列島の地形は隆起と沈降を繰り返し、地殻変動が活発で、海岸線の変動が頻繁に起こっていた時代と考えられています。海岸線にはマングローブが広がり、ビカリアは主に汽水域で繁栄していたと考えられています。
ビカリアは主にアジアで見つかります。日本では岡山県、千葉県、熊本県、茨城県などでよく化石が発見されています。これらの地域の化石は、中新世の地層から見つかります。当時の日本は全体として温暖な気候であったと考えられ、ビカリアの化石はその地層が示す環境についての貴重な情報源となっています。これにより、ビカリアはいわゆる示相化石としても重要視されています。
殻全体に突起がついている理由は明確ではありませんが、普通はそれが捕食者から身を守るための防御策だったのではないかと考えられます。また、それが岩や珊瑚のように見せることでカムフラージュの効果もあった可能性があります。
100円玉との比較。日本がもっと温暖湿潤な気候だった頃に繁栄していた岡山県産のビカリアの化石です。
商品スペック
商品ID | ot3717 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 日本がもっと温暖湿潤な気候だった頃に繁栄していた岡山県産のビカリア(Vicarya)の化石 |
産地 | Okayama,Japan |
サイズ | 5.8cm×3.5cm×厚3cm |
商品解説 | 日本がもっと温暖湿潤な気候だった頃に繁栄していた岡山県産のビカリア(Vicarya)の化石 |