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サービスプライス!典型的なノジュール!約1億年前の汽水域で棲息していた古代魚の化石/【ot3693】
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こちらは、ブラジル・サンタナフォーメーションで採集された古代魚の化石です。サンタナ層はブラジル北東部のアラリペ盆地に位置し、アプチアンからアルビアン(約1億1500万年前から1億800万年前)にかけて形成されたものです。サンタナ層はクラト層、イプビ層、ロムアルド層からなる群層で、当時、汽水域だったと考えられています。汽水域とは、淡水と海水が混ざり合うような環境です。大きな河川の河口に形成されるデルタやラグーン、沿岸の湿地などが該当します。このような環境では、河川にも海域にもない独特の生物相が発達することが多いです。こちらの標本はそういった水域に棲息していた硬骨魚類であり、いわゆるノジュールを形成しています。ノジュールとは堆積岩中に見られる化石を含む硬い石の塊を指します。化石を包むように発達するため、化石を保護し、保存状態を良好に保つ役割を果たします。サンタナ層から採集される化石の中には、このような形態のものが多くあります。
ノジュールで保護された化石はご覧のように、当時の姿に近い状態で保存されることがあります。胸鰭など、在りし日の姿をそのまま残しています。また、化石は重力によって潰れて平たくなることが一般的ですが、ノジュールに保護されることで、丸い形がそのまま保存されている点にもご注目ください。
特徴的な鱗もそのまま保存されています。
ノジュールは外皮のような構造を作り、長い卵のような形をしています。
こちらはいわゆるネガティブといって、化石の裏側が保存された状態です。印象化石とも言います。印象化石とは、生物の形状や構造が岩石に刻まれたものです。
体を内側からのぞいている状態です。
尻ビレから尾びれのセクション。
側面から撮影。もともとは丸い石だったものを、ハンマー等で割ると、内部から化石が現れます。
ノジュール含め12センチ強。
本体は9センチ弱です。上側がポジティブ(化石本体)、下側がネガティブ(印象化石)です。
商品スペック
商品ID | ot3693 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サービスプライス!典型的なノジュール!約1億年前の汽水域で棲息していた古代魚の化石 |
産地 | Brazil |
サイズ | 本体8.8cm 母岩含め全体(ネガポジ)12.9cm×5.2cm×厚3.8cm |
商品解説 | サービスプライス!典型的なノジュール!約1億年前の汽水域で棲息していた古代魚の化石 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。