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古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラス(Orthoceras)の化石/【ot3681】
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こちらは古生代デボン紀の頭足類、オルソセラスの化石です。頭足類とは、文字通り、頭部から多数の足(腕)が生えている海洋生物の一種です。こちらのオルソセラスをはじめ、ゴニアタイト、オウムガイ、アンモナイトなどが頭足類に属します。また、現世のタコやイカも頭足類です。オルソセラスはまっすぐの殻を持つことから「直角貝」と呼ばれます。
オルソセラスは肉食性で、魚や他の海洋生物を捕食していたと考えられています。現世のイカやタコと同じような食性だったと考えられています。
裏面は平らにカットされており平置きが可能です。
こちらの標本はモロッコ産ですが、オルソセラスの仲間は世界中から発見されることを考えると、当時の海中では代表的な生物の一つだったと考えられます。
オルソセラスの化石は殻の一部に限られます。一般に軟体部は化石として残りません。
左右59ミリ。
100円玉との比較。古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラスの化石です。
商品スペック
商品ID | ot3681 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラス(Orthoceras)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離5.9cm 母岩含め全体9cm×3.5cm×厚1.5cm |
商品解説 | 古生代デボン紀の海に棲息していた頭足類、直角貝ことオルソセラス(Orthoceras)の化石 |
オルソセラスとは?
オルソセラスは古生代シルル紀から中生代三畳紀までのあいだ、世界中の海に分布していた頭足類の仲間である。
現在では絶滅している。頭足類としては現在では、たこやいかが存在しているが、中生代末期まで存在していたアンモナイトも同じ頭足類の仲間である。
オルソセラスは頭足類のなかでも古いタイプのグループとして知られ、よく知られているアンモナイトよりも古い時代から地球上の海に生息していた。
大型のものでは体長数メートルに達し、食物連鎖の上位に位置していたと考えられる。同時期に海に存在していた三葉虫を補食していた可能性も十分にある。