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新生代に北米で大繁栄した絶滅哺乳類、メリコイドドン・カルバートソニ(Merycoidodon culbertsoni)の顎骨付き臼歯の化石/【ot3647】
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こちらはメリコイドドンという一風変わった名前で知られる絶滅草食哺乳類の臼歯の化石です。歯というより顎の一部と申し上げたほうが良いかもしれません。以前はオレオドンという名前で知られていたこの生物は、約4600万年前から約1600万年前という非常に長い期間にかけて北米の草原に生息していたと考えられています。
ご覧のように歯だけでなく顎の一部も保存されています。メリコイドドンは偶蹄目に分類されます。蹄(ひづめ)の数が偶数の動物を偶蹄目、奇数の動物を奇蹄目といいます。偶蹄目の仲間はウシやシカなど、奇蹄目はウマ、ロバなどがいます。
メリコイドドンは成長すると体長150センチ程度になったと考えられています。太い胴体に短い四肢をもち、さほど速くは走れなかったと考えられています。
メリコイドドンはウシの仲間だと考えられていますが、反芻(はんすう)を行うことはできなかったというのが通説になっています。反芻とは一度食べた草を再利用する一連のプロセスをいいます。少ない草の栄養を効率的に摂取するための仕組みだと言われています。
ご覧のように太く立派な歯を持っており、硬い草木も容易に噛み切ることができたと思われます。
顎の保存状態も上々で、表面の細かいテクスチュアも保存されています。
ご覧のように、歯列がしっかりと保存されています。
顎の断面です。厚みがあり、咬合力も相当ありそうですね。
左右56ミリほどあります。
100円玉との比較。新生代に北米で大繁栄した絶滅哺乳類、メリコイドドンの顎付きの臼歯の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3647 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 新生代に北米で大繁栄した絶滅哺乳類、メリコイドドン・カルバートソニ(Merycoidodon culbertsoni)の顎骨付き臼歯の化石 |
産地 | Brule Formation, Pennington County, U.S.A. |
サイズ | 5.6cm×3.7cm×厚1.4cm |
商品解説 | 新生代に北米で大繁栄した絶滅哺乳類、メリコイドドン・カルバートソニ(Merycoidodon culbertsoni)の顎骨付き臼歯の化石 |