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プレミアムな資料付き!南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石)。当時を偲ばせる写真や資料のコピーが付属します/【ot3608】
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前回、南極の石を発表いたしましたが、多くの反響をいただきました。実は、前所有者さまから何点か仕入れをしていましたので、続いて発表させていただきます。ご要望の多かった写真や資料のコピーについては、この標本にも付属いたしますので、ご安心ください。前所有者の父上は、第二次(昭和32年)、第四次、第七次と合計3回も、南極観測隊員として南極に赴き、昭和基地の電気設備工事に携わられたそうです。こちらの石はその時に持ち帰られた品とのことです。
最長部20センチ、4キロもある立派な石です。
南極の石は「オングル石」と呼ばれることがあります。これは、当時、昭和基地があったオングル島の名を取ったためです。この島の石は非常に古く、なんと先カンブリア時代にあたる、約6億年前の片麻岩だと考えられています。
色の薄い部分と褐色の部分が斑になった独特の模様をしています。
平らになっている部分を下にすると、このように安定的に展示できます。
一部、銀色に光る部分が見られます。
白っぽい長石と褐色の黒雲母が独特の層を作り上げています。
手のひらにずっしりと伝わる4キロの片麻岩。
100円玉との比較。
最長部約20センチほどあります。
こちらは、前オーナーからご提供いただいた第1次から6次まで使われた南極船、宗谷の雄姿です。見えづらいですが、船首右側に谷宗(かつての日本では右から左に進む横書きが使われていたので、宗谷ではなく、谷宗となっています)という文字が見えます。またその下には、SOYA、PL107の白い文字も確認できます。教科書などで見る宗谷とはまた違い、まさに流氷を砕かんとする姿は、圧巻ですね。もしかしたら岸壁に停泊している姿かもしれません。こちらの写真のコピーも付属します。
こちらは巨大なスノーモービルの上でポーズをとっている姿でしょうか。大きな荷物を引っ張っているようですね。こちらの写真のコピーも付属します。
こちらはオングル島にいたペンギンの大群を撮影した一枚とのこと。ペンギンは北極には棲息していないそうですね。白亜紀末期のゴンドワナ大陸に登場したペンギンは南半球に勢力を伸ばしたため、北半球には繁栄しなかったと考えられています。ペンギンだけでなく、その当時の恐竜の多くも、北半球型と南半球型に分かれています。ペンギンは南半球のグループに入ったというわけです。もう少しさかのぼって解説しますと、およそ1億5000万年頃には、超大陸パンゲアが北と南に分かれました。北側の大陸をローラシア大陸、南側の大陸をゴンドワナ大陸と言い、ゴンドワナ大陸には、現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア、南極が含まれていました。その後、ゴンドワナ大陸は、さらに西ゴンドワナ大陸と東ゴンドワナ大陸へと分かれ、東ゴンドワナ大陸にはオーストラリアと南極が含まれていました。現在、南極にいるペンギンの起源は東ゴンドワナ大陸に起源があるものと考えられています。こちらの写真のコピーも付属します。
商品スペック
商品ID | ot3608 |
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年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | プレミアムな資料付き!南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石)。当時を偲ばせる写真や資料のコピーが付属します |
産地 | 南極 |
サイズ | 20cm×16cm×厚12cm 4060g |
商品解説 | プレミアムな資料付き!南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石)。当時を偲ばせる写真や資料のコピーが付属します |