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歯根が非常に長いタイプ!白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石/【ot3588】
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こちらは、白亜紀後期の海の覇者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。こちらの標本は、とくに長い歯根が保存されているタイプです。
同時期に棲息していたアンモナイトの一つ、プラセンチセラスの化石から、モササウルスのものとされる噛み跡が見つかっています。モササウルスは当時の海中で最強の生物の一つであり、目に入るもの何でも噛み付いたとされています。ただ、モササウルスと一口にいっても、多種多様に存在し、異なる種のモササウルスの間で序列があったことも考えられます。
モササウルスの歯化石にはセレーション(ギザギザの部分)は存在しませんが、写真のように尖ったラインが見られるケースがあります。
歯茎の内部埋まっていた部分である歯根が長いタイプです。歯根と歯冠についてはコラム「歯根と歯冠とは? 恐竜の歯を学ぼう」を御覧ください。
歯冠を薄く包んでいるエナメル質は大部分が保存されていて光沢が備わっています。
ロングカーブ計測で73ミリもあります。
100円玉との比較。白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3588 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 歯根が非常に長いタイプ!白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測7.3cm 周長5.8cm |
商品解説 | 歯根が非常に長いタイプ!白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の歯根付きの歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。