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我らの遠い祖先、恐竜時代を生き延び、新生代へと生命をつないだ小型哺乳類、メソドマ(Mesodma)の歯化石/【ot3583】
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この小さく、不思議な形をした標本、いったい何だと思われるでしょうか。こちらは米国サウスダコタ州ハーディング郡のヘルクリーク累層から発見された哺乳類、メソドマの”歯”の化石です。恐竜ファン、化石コレクターならご存知でしょう、ヘルクリーク累層は、白亜紀後期の地層です。つまり恐竜時代の地層なのですが、その時代に棲息していた哺乳類の歯の化石なのです。現世は哺乳類が大繁栄しています。われわれホモ・サピエンスをはじめとして、ゾウ、ライオン、クジラなど、さまざまな大型哺乳類が台頭していますが、この時代には、ネズミサイズの小さな哺乳類が主流でした。巨大な恐竜に見つからないように、ひっそりと影に隠れて生き延びていたと考えられています。
そんな、我々の遠い祖先であるメソドマの歯はご覧のように、雑食と思われる形をしています。草食を基本として、時に腐食をしたかもしれませんね。
ご覧のように非常に小さな歯化石で、歯根と歯冠の両方が保存されています。左側の膨らんだ大きい部位が歯冠(歯茎の上に露出していた部分)、右側の小さく細い部位が歯根(歯茎の内部に埋まっていた部位)です。
前述のようなメソドマは現世のネズミサイズの非常に小さな哺乳類で、わずか1キロにも満たない小さな体躯をしていたと考えられています。メソドマは北米の森林のなかで、恐竜に見つからないようにひっそりと暮らしていたと思われます。彼らの生活が一変したと思われるのは、およそ6600万年前。現在のユカタン半島に落下したあの巨大隕石のおかげで、地球は黒い雲に覆われ、恐竜などの大型生物は食料を失い、次々と絶滅していきました。一方で、メソドマなどの小さな哺乳類はさして食料を必要とせず、危機を乗り越え、はれて新生代へと種として生命をつなぎました。小さい体が有利に働いたのですね。
ぜひルーペで御覧ください。エナメル質が保存されていて、なめらかな光沢が保存されています。
わずか4ミリほどの歯化石です。
100円玉との比較。我らの遠い祖先、恐竜時代を生き延び、新生代へと生命をつないだ小型哺乳類、メソドマの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3583 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 我らの遠い祖先、恐竜時代を生き延び、新生代へと生命をつないだ小型哺乳類、メソドマ(Mesodma)の歯化石 |
産地 | Hell Creek Formation, McCone County, Montana, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離0.4cm |
商品解説 | 我らの遠い祖先、恐竜時代を生き延び、新生代へと生命をつないだ小型哺乳類、メソドマ(Mesodma)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
単弓類、哺乳類ファンに垂涎です。到着確認しました。素晴らしいです。大切に保管します。
北海道/男性