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白亜紀後期の海の頂点捕食者、鋭く太い、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot3582】
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こちらは白亜紀後期の海の王者、モササウルスの歯化石です。
モササウルスは、白亜紀に海洋生態系の頂点に君臨した強力な捕食者でした。種によって異なりますが、成体になると10メートル以上に成長するものも存在しました。その凶暴さは目に入るものすべてに対して噛み付くとまで言われ、両の顎には、このような鋭く太い歯を何本も備えていました。
歯冠の表面を覆うエナメル質。大部分が保存され、美しい光沢を放っています。
モササウルスの歯化石にはギザギザの稜線(セレーション)はありませんが、このような尖ったラインが存在します。獲物を噛み潰すために進化した太い歯化石です。
周囲73ミリもある断面。モササウルスの歯の多くは、ほぼ真円に近い断面をしており、これはその進化の結果と考えられます。これらの歯の分厚い断面は、獲物を切り裂くよりもむしろ噛み潰すために適応したものとされています。
ロングカーブ計測で51ミリほどあります。
100円玉との比較。非常に分厚く立派な、モササウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3582 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀後期の海の頂点捕食者、鋭く太い、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測5.1cm 周長7.3cm |
商品解説 | 白亜紀後期の海の頂点捕食者、鋭く太い、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。