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- ジ・オールドコレクション、測り知れない希少性、もう入手不可!我々哺乳類の遠い祖先、単弓類ディキノドン(Dicynodont)のほぼ完全な頭部骨格標本(上顎)
ジ・オールドコレクション、測り知れない希少性、もう入手不可!我々哺乳類の遠い祖先、単弓類ディキノドン(Dicynodont)のほぼ完全な頭部骨格標本(上顎)/【ot3562】
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最高レベルの希少性、こちらはブラジルの三畳紀後期の地層より発見されたディキノドンの頭部(上顎)の化石です。ディキノドンは単弓類の一種で植物食の動物だったと考えられています。その希少性は恐竜を凌ぐほどで、公的博物館でさえ、中々入手が叶わない極めて希少な標本です。こちらはおよそ24年前の東京で開催された鉱物・化石ショーでお披露目されたオールドコレクションであり、ドイツの著名ディーラーによって持ち込まれた品を日本人のヘビーコレクターが譲り受け長らく保管を続けてきた、大変希少な標本です。長く化石コレクションを続けてきた方ほど、ディキノドンがいかに希少か、お分かりでしょう。まして一般マーケットではまず目にすることはないこともご存知でしょう。まさに入手困難、ご自宅を博物館にしたい方、ずっと大切にコレクションとして化石資料として大切にしてくださる方にお譲りしたいと存じます。
ディキノドンは化石の数の少なさからレプリカが造られています。この化石はそんなレプリカさえも凌ぐほどの精巧な保存状態です。上顎の全形をほぼ完全に残しており、眼のソケットなども見事に保存されています。ディキノドンの化石が希少なのは、まず恐竜時代より以前の生物であること、発見地域は南米のごく限られた地域であることなどが挙げられます。また注目される点は何よりも単弓類であることでしょう。単弓類とは眼のソケットの後方のアーチが作る穴が一つだけの頭部骨格を持つ生物を指します。ティラノサウルスの頭部骨格標本をじっくりご覧になったことはあるでしょうか。眼のソケットの後方に2つの穴がありますね。あれを双弓類と言い、恐竜によく間違えられるディメトロドンは単弓類に分類されます。それ以前は無弓類といって眼のソケット以外の穴がない生物もいましたが、絶滅しています。そして、我々哺乳類はこちらのディキノドンと同じく単弓類なのです。穴の数がどうした、ということなのですが、実は脊椎動物の進化を知る上で重要な違いなのです。以前は爬虫類から鳥類、そして哺乳類へと分岐していったと考えられていましたが、実はそう単純ではなく、無弓類から初期の単弓類が誕生し、そこから哺乳類へと進化したと考えられるようになりました。つまり、古代の単弓類の仲間は、いちはやく爬虫類と別れたグループということができます。こちらのディキノドンはまさに、その分岐の途上にいる生物であり、ゆえにその化石は大変高い価値の高い標本なのであります。
三畳紀が過ぎジュラ紀へと進むと恐竜全盛時代となり、単弓類は肩身の狭い思いをしました。そのため化石として発見される数も非常に少なく、このようなほぼ完全な状態で保存されている標本は滅多に存在しません。
最初に発見されていれば模式標本となっていてもおかしくないくらいの原型の留め方をしています。
反対側からみても非常に立体的に保存されています。ディキノドンは体長2メートルほどで4つ足歩行をしたと考えられています。大きな牙を持っており、その牙を使って地面を掘り、土中の巣で生活をしていたという説があります。
下からご覧いただきましょう。ディキノドンの上顎を下から観察できるとは至極の時間でしょう。こちらの標本はブラジルのリオグランデ・ド・スル州にあるサンタマリア累層から採集された標本です。現在ではブラジル国外に輸出されていないため、入手することは不可能です。それ以前に国外に輸出されたものだけがこうして取引が可能となっています。前述のように24年前に東京のショーでお披露目される以前はドイツのディーラーによって所有されていた標本であり、価値ある標本はこうして受け継がれていくものと思っています。標本の価値をご理解いただき、今後も大切にしてくださる方に引き継げていけたらと願っています。
後ろ側から撮影。サンタマリア累層はおよそ2億3300万年前の地層と考えられています。初期の恐竜も見つかっていることから、まさに、双弓類と単弓類が分岐した頃の地層ということができます。
上顎吻部。ディキノドンは鋭い牙を持っていたものの、植物食動物だったと考えられています。また、ディキノドンの化石の研究から、ハバーシアン管という神経と欠陥が通る穴を有していたことが判明しました。これにより活発に骨に栄養を行き渡らせることができたので、ディキノドンは温血動物であったと推測されています。つまり、我々哺乳類と同じく、体内で熱を産生し比較的活発に動けたと考えられているのです。
化石の保存状態は非常に良好です。24年もの間、破損することなく現状を維持しています。ただ、ご覧のように繊細な標本ですので、丁寧にお取り扱いください。
ほぼ全ての角度から撮影をしました。
写真左右およそ8センチ強です。
100円玉との比較。我々哺乳類の遠い祖先、単弓類ディキノドンのほぼ完全な頭部骨格標本(上顎)です。
商品スペック
商品ID | ot3562 |
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年代 | 中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) |
学名 | ジ・オールドコレクション、測り知れない希少性、もう入手不可!我々哺乳類の遠い祖先、単弓類ディキノドン(Dicynodont)のほぼ完全な頭部骨格標本(上顎) |
産地 | Santa Maria Formation, Brazil |
サイズ | 8.4cm×8.1cm×5.1cm |
商品解説 | ジ・オールドコレクション、測り知れない希少性、もう入手不可!我々哺乳類の遠い祖先、単弓類ディキノドン(Dicynodont)のほぼ完全な頭部骨格標本(上顎) |
ディキノドンとは?
ディキノドンのグループはペルム紀から三畳紀初期に生息していた4つ足の生物です。特徴的な二本の牙を持ち、多様な種に分かれて進化したと考えられています。彼らは穴に住んで生き残り、一部は大型化しました。最近の発見で白亜紀前期まで生存した可能性が示唆されています。
特徴的な牙: ディキノドン類は二本の特別な牙がある古代の生き物です。この牙が彼らのシンボルです。
さまざまな種: 彼らはさまざまな形やサイズの種類がたくさん存在しました。
穴に住む: 一部のディキノドンは穴に住んでいました。地下の生活に適していたので、大量絶滅の後でも生き残れました。
大きな個体も: 一部はとても大きく、数メートルに達するものもいました。
地球の歴史に重要: ディキノドンは地球の歴史の中で重要な役割を果たし、大量絶滅や進化の研究に貢献しました。
白亜紀の生き残り: 最近の発見で、一部のディキノドン類が白亜紀前期にも生き残った可能性が示唆され、その歴史がより興味深くなりました。