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珍しい歯根付き!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3550】
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珍しい歯根付き!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3550】
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こちらは白亜紀後期の海の王者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。通常、歯冠(歯茎の上の部分)のみで紹介されることが多いモササウルスの歯ですが、こちらの標本は歯冠を支える歯根も残された珍しい化石です。
色が濃い部分が歯根、その下の薄い部分が歯根になります。歯冠の表面には薄く硬い組織であるエナメル質がありますが、歯根はより骨に近い色、構造をしています。実際、歯根は顎骨のソケットに収まっていました。
歯根をアップで撮影。モササウルスは白亜紀後期の海の食物連鎖の頂点に君臨していた生物で、目に入るもの何でも捕食したと言われる恐ろしいハンターでした。現世とは異なり、白亜紀の海を制していたのは海生爬虫類で、モササウルスのほか、首長竜のエラスモサウルスなどがいました。その中でもモササウルスは多種多様に分岐し、世界中の海に棲息していたと考えられています。
非常に強力な顎を持ち、その咬合力を支えていた一つの要素が、この分厚い歯根です。
歯根は分厚く丸みを帯びており、獲物を噛み潰すのに適した構造をしていました。
根本の断面を撮影。周囲を計測すると、厚いところで、なんと72ミリもあります。
側面から撮影。鋭い歯冠を支える分厚い歯根。
写真の下側を計測して62ミリ。
100円玉との比較。白亜紀後期の海の王者、モササウルスの歯根付きの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3550 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい歯根付き!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測6.2cm 周長7.2cm |
商品解説 | 珍しい歯根付き!白亜紀後期の海の王者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
先日モササウルスの歯化石を購入させて頂きました。写真通りの素晴らしい化石でした。購入して良かったです。ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いいたします。
愛知県/男性
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。