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非常に珍しいナチュラルな一個体標本!モササウルス(Mosasaurus)の顎まるごと1つが保存されたプレミアムアイテム/【ot3492】
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こちらは、白亜紀後期の海中の食物連鎖の頂点に君臨していたモササウルスの顎のスラブ(石膏ジャケット)です。まず強調しておきたいのは、こちらは歯も含め、一個体の標本であることです。モササウルスの顎ジャケットのコレクターであれば、その珍しさ、価値をご理解いただけることでしょう。
化石が発見された場所からクリーニングする工房に持ち帰る際、化石がバラバラにならないように、全体を固定するのですが、このように石膏で露頭をまとめて固定する方法が採られることがあります。今回は、その石膏ジャケットをそのままご紹介しています。化石全体の様子がよく分かります。この化石に関しては顎骨がほぼ全て保存されており、また、特徴的な鋭い歯化石も見事に保存されています。あえてこれ以上何か手を入れる必要がなく、この状態がベストといえるでしょう。
ご覧のように顎骨がしっかりと保存されています。繰り返しますが、コンポジットではなく一個体の極めてナチュラル度の高い希少標本であります。
モササウルスは白亜紀後期に生息していた海生爬虫類でした。「海のティラノサウルス」と呼ばれるほど強大な生物で、目に入るものすべてを捕食したと言われるほど、獰猛な生物だったと考えられています。
太く鋭い歯。白亜紀後期のアンモナイトの中には、モササウルスにかじられたと思われる痕が保存された標本が実在します。
歯化石の保存状態も見事なものです。
母岩の中には、同一個体と思われる骨化石が散見されます。
斜めから撮影。この立体感をご覧ください。顎には十分な厚みがあり、剪断、圧縮の影響は小さいように思います。この点も強調しておきたいと思います。
抜群のエナメル質。半分が母岩に埋まっています。ナチュラルなスラブだからこそ、歯の産状がよく分かりますね。完全に分離された歯化石からは分からない姿です。
素晴らしい保存状態の歯化石が何本も保存されています。
左右47センチ、重量にして6キログラムを超える、大型標本です。
100円玉との比較。各部がバラけずに残っており、それぞれの部位の保存状態も極めて良好です。モササウルスの顎化石のスラブとしては明らかに一級で、コレクション価値が非常に高い標本です。繰り返しになりますが、コンポジットではなく一個体もので、しかも各部がほぼ完全な状態で保存された価値あるジョーセクションです。類似品とは価値が異なります。
商品スペック
商品ID | ot3492 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 非常に珍しいナチュラルな一個体標本!モササウルス(Mosasaurus)の顎まるごと1つが保存されたプレミアムアイテム |
産地 | Morocco |
サイズ | 母岩含め全体47.6cm×22cm×厚7.7cm 6020g |
商品解説 | 非常に珍しいナチュラルな一個体標本!モササウルス(Mosasaurus)の顎まるごと1つが保存されたプレミアムアイテム |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。