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国産マニアックシリーズ!古生物学発祥の地とも言われる岐阜県金生山の石灰岩から採集されたウミユリの化石の岩体/【ot3394】
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こちらは岐阜県金生山(かなぶやま)で発見されたウミユリの部分化石です。金生山は古生代ペルム紀の石灰岩で形成されており、石灰石の生産地として知られています。

一般に石灰岩からは化石が発見されやすく、金生山からは日本の古生物学発祥の地と呼ばれるほど、さまざまな化石が発見されます。ウミユリはその代表的な化石の一つです。

ウミユリは、見た目は植物のように思われるかもしれませんが、実際には水中に生息する動物です。彼らは海底や岩に根を張り、その長い肉茎の先には本体であるクラウンが存在し、そのクラウンからは多数の触手が伸びています。これらの触手を巧みに使って、プランクトンなどを捕食していると考えられています。こちらの写真は、その肉茎の一部である可能性が高いです。

また、金生山の石灰岩からは特にペルム紀期中期のフズリナに関する研究が熱心に行われてきた歴史があります。

小さな部分化石が見られます。

肉茎の節と思しき部位がしっかりと保存されています。

およそ7センチほどの金生山の石灰岩から採集されたウミユリの化石の岩体です。
商品スペック
商品ID | ot3394 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 国産マニアックシリーズ!古生物学発祥の地とも言われる岐阜県金生山の石灰岩から採集されたウミユリの化石の岩体 |
産地 | 岐阜県 日本 |
サイズ | 母岩含め全体7.2cm×6cm×厚4.5cm |
商品解説 | 国産マニアックシリーズ!古生物学発祥の地とも言われる岐阜県金生山の石灰岩から採集されたウミユリの化石の岩体 |
この商品を購入されたお客様のお声
届きました。保存状態が良くて大変気に入りました。良いコレクションが増えました。またお世話になると思います。
北海道/男性
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。