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淡路島和泉層群で発見、およそ7000万年前のカニ、アーカオパス・エゾエンシスの甲羅の化石/【ot3380】
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こちらは兵庫県淡路島に位置する和泉層群から発見された白亜紀後期のカニ、アーキオプス・エゾエンシス(Archaeopus ezoensis)のノジュール化石です。
甲羅の部分が保存されています。この地層からはいくつかの甲殻類の化石が発見されることで知られています。アーケオパス・エゾエンシスはその一つです。
和泉層群は、紀伊半島の和泉山脈から淡路島南部までおよそ300kmに渡る地層群で、白亜紀後期(およそ7000万年前)に形成されたと考えられています。
ご覧のようにカニの化石は丸い石の内部から発見されました。このような形態をノジュールといいます。ノジュールは遺骸を包むように形成され、化石を外部環境から守るため、本体は傷みにくくなる傾向があります。
立体的な凹凸がしっかりと保存されています。
こちらが裏面。表面は滑らかで丸みを帯びています。
全体10センチ前後。
100円玉との比較。淡路島和泉層群で発見されたカニ、アーカオパス・エゾエンシスの甲羅の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3380 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 淡路島和泉層群で発見、およそ7000万年前のカニ、アーカオパス・エゾエンシスの甲羅の化石 |
産地 | 日本 |
サイズ | 本体直線距離3cm 母岩含め全体10.7cm×10cm×厚4.1cm |
商品解説 | 淡路島和泉層群で発見、およそ7000万年前のカニ、アーカオパス・エゾエンシスの甲羅の化石採集年月日:1990年6月24日 |
カニとは?
カニは恐竜と同時期の中生代には既に地球上に存在しており、長い時代を形を変えながら、生き続けてきた生物の一つである。
化石として見つかるカニには様々なものがあるが、生物の遺骸が地中に埋もれ酸素の少ない環境にいると、体からしみ出た有機物がまわりの土と化学反応を起こして遺骸を囲むように丸く岩石化するものがある。これをノジュールという。