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ザ・パーフェクト!これ以上望めない最高レベルの保存状態を示す、米国インディアナ州産のウミユリ、スキタロクリヌス(Scytalocrinus decadactylus)の化石/【ot3333】
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もはや芸術品、こちらは米国インディアナ州モントゴメリーで採集されたウミユリ、スキタロクリヌス(Scytalocrinus decadactylus)のパーフェクト標本です。几帳面に切りそろえられた母岩にプリパーレーターの意気込みを感じます。
ウミユリは古生代に現れた棘皮動物の一種です。名前から海棲の植物のように思われがちですが、れっきとした動物で、主に海底に棲息していました。現世にもウミユリの仲間が棲息しているため、生きた化石と言われています。
この長いホースのような部位は肉茎と言われます。根本を海底に固着させ、海流に流されないようにする役目があったと考えられています。
そして、花のように見える部分は、クラウンと触手です。クラウンは肉茎の上部先端についており、そのクラウンから多数の触手が伸びています。この触手を器用に使ってプランクトンなどを捕食していたと考えられています。
触手の部分をご覧いただきましょう。一口にウミユリといっても様々な形態があり、触手も長く柔らかそうなものから、直線的で太いものまでさまざまです。こちらの触手は直線的で太く力強い印象を受けます。しかも、大部分が保存されていて、極めて上質な保存状態を有しています。総合的に見て、相当ハイレベルなコレクターズアイテムと言って差し支えありません。
クラウンから触手にかけてのセクション。ウミユリの名が表すように花びらのように見えますね。
こちらは裏面です。やや凹凸がありますが、平置き時には十分に安定します。
側面から撮影。とりわけ触手部分は立体的です。
触手の先端をアップで撮影。
触手のミドルセクションを撮影ました。ご覧のように触手部には細かな節が見られます。
触手からクラウンにかけてのセクション。見事な保存状態です。
左右127ミリ。サイズも十分。
100円玉との比較。これ以上望めない、完璧なウミユリです。ウミユリのブランド産地、インディアナ州モンゴメリー産です。
商品スペック
商品ID | ot3333 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | ザ・パーフェクト!これ以上望めない最高レベルの保存状態を示す、米国インディアナ州産のウミユリ、スキタロクリヌス(Scytalocrinus decadactylus)の化石 |
産地 | Montgomery County, Indiana, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離12.7cm 母岩含め全体13.4cm×3.1cm×厚2.2cm |
商品解説 | ザ・パーフェクト!これ以上望めない最高レベルの保存状態を示す、米国インディアナ州産のウミユリ、スキタロクリヌス(Scytalocrinus decadactylus)の化石 |
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。