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希少!ネガポジ揃っています!肉鰭類と思しき古代魚のノジュール化石/【ot3317】
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これはマダガスカル産の三畳紀の地層から見つかった、古代の魚の化石です。この標本は、ポジティブサイド(表側)とネガティブサイド(影側)の両方が保存された、ノジュール型の標本です。ノジュールとは、遺骸から放出されたアンモニアが周囲の炭酸カルシウムと反応して、遺骸の周りに集積し、固まった物体のことを指します。内部に保存された標本は外部の環境の影響を受けにくいため、非常に良好な保存状態が保たれています。
目の位置や鱗、そしてヒレなどがはっきりと見て取れます。特に背びれは、肉鰭を持つ魚類に似た、分厚い形状をしています。
眼窩底の裏側が保存されています。ノジュールがなければ、これほど鮮明に保存されることは難しかったでしょう。この魚が生息していた三畳紀は恐竜が現れ始めた時代です。
肉厚な背びれにご注目ください。肉鰭類のそれによく似ています。
びっしりと折り重なった鱗が保存されている点も見逃せません。
この地域では、小型の肉鰭類であるシーラカンス(Whiteia属)が発見されています。しかし、この特定の標本の種類までは識別できません。
指で鱗を触ると、確かに鱗の触感が感じられます。
ネガとポジを合わせると、ご覧のようにぴったりと一つに合わさります。いかにも典型的なノジュールです。
一つあたりのサイズは10センチ弱です。
100円玉との比較。三畳紀に生息していた古代魚のノジュール化石です。ネガポジ揃った希少品です。
商品スペック
商品ID | ot3317 |
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年代 | 中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) |
学名 | 希少!ネガポジ揃っています!肉鰭類と思しき古代魚のノジュール化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体直線距離9.3cm 母岩含め全体9.8cm×5.6cm×厚3cm(ネガポジ合わせて) |
商品解説 | 希少!ネガポジ揃っています!古代魚のノジュール化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
先日白亜紀の魚ヴィンクティフェルを購入させて頂いたばかりですが、今回は更に遡る事1億年以上前の三畳紀の魚です。現代の我々からすれば白亜紀も三畳紀も同じ太古の魚ですが恐竜が絶滅したのが6500万年前である事考えると恐竜絶滅期と今現在以上の時間の開きが二体の魚にあるわけですね。そう考えると地球と言うものがいかに雄大で時間が壮大なものなのか感慨深いばかりです。洗練された身体のヴィンクティフェルに対しこのシ-ラカンス似の魚は動きはあまり敏捷には見えません。二体の魚を並べて遠い太古の時代に思いをはせている所です。いつも素敵な標本を有難うございます。
東京都/男性
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。