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国産マニアックシリーズ!立派&立体的!岐阜県金生山産の極太のウミユリの肉茎の化石/【ot3312】
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こちらは古生代の最も上位(最後)の時代区分であるペルム紀の地層より発見、採集されたウミユリの茎の化石です。こちらは岐阜県大垣市赤坂町金生山で採集された化石です。

かなりの厚み、そして立体感。

金生山はおよそ2億5000万年前の生物群が眠る地層があります。基本的に火山活動が活発な日本では化石が発見されにくい傾向にはありますが、地域的には例外も多数あり、このような素晴らしい化石も採集されます。

この節くれだった部分が魅力的ですね。ウミユリは和名で海百合と書くこともあるので、海に咲く花のたぐいと思われがちですが、れっきとした動物です。海流に運ばれないように海底に根を張り、こちらの肉茎の先に本体部分であるクラウンがあったと考えられています。クラウンからは多数の触手が伸びていて、海中のプラクトンを捕食していたと考えられています。

肉茎のみの部分化石ではあるものの、ここまで立体的かつ精細に保存された標本は珍しいです。

10センチに達する立派な肉茎です。全体のサイズは相当なものだったことでしょう。

100円玉との比較。国産のウミユリの肉茎の化石です。珍しい立体的な標本です。母岩がほとんど除去されているので、やや脆いです。丁寧に取り扱ってくださいね。
商品スペック
商品ID | ot3312 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 国産マニアックシリーズ!立派&立体的!岐阜県金生山産の極太のウミユリの肉茎の化石 |
産地 | 岐阜県 日本 |
サイズ | 10.2cm×3.8cm×厚2.3cm |
商品解説 | 国産マニアックシリーズ!立派&立体的!岐阜県金生山産産の極太のウミユリの肉茎の化石。岐阜県大垣市赤坂金生山 |
この商品を購入されたお客様のお声
これは、木内石亭が「雲根志」のなかで珍品中の珍品と絶賛し、当時の「東海名所図会」にも紹介されている金生山の「ムカデ石」ではありませんか! いまとなっては、単なるウミユリの茎の化石の欠片にすぎませんが、昔の人は、石のかたちをいろいろなものに見立てて、山水のように楽しんでいたのでしょう。
神奈川県/男性
ウミユリとは?
ウミユリ(海百合)は植物ではありません!
「ユリ」の名前がついているために植物だと思われがちですが、実際はヒトデやウニと同じ棘皮(きょひ)動物の仲間です。各国の海(深海)に棲み、体長は35~50cm。
棘皮動物とはechinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味です。
さまざまなユミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)は生きた化石
ウミユリ(海百合)は、オウムガイ、シーラカンス、ラブカ、カブトガニ、アロワナなどと同様に生きている化石として大変有名です。
現生のウミユリ 画像「ウミユリ」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ウミユリ(海百合)の特徴のその腕
ウミユリは根や茎のように見える支持体と、花弁のような腕を持っています。長く伸びたその腕で海中のプランクトンなどを捕らえ、餌としています。
ウミユリ(海百合)の化石は希少で価値が高い
ウミユリの化石が多く見つかるのは、約2億5000万年前の地層である。5億年以上前の地層から出土した例もあるという。ウミユリの体は脆弱であり、全体に骨格が小さな節に分かれているので、それらがばらばらになり、全形をとどめないことが多い。ばらばらの節だけが堆積した石灰岩も見られる。