- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- その他
- 筆石の化石販売
- マニアック化石!明瞭なラインを確認可能!古生代の絶滅生物、フデイシの仲間、モノグラプタス(Monograptus lobiterus)の群集化石
マニアック化石!明瞭なラインを確認可能!古生代の絶滅生物、フデイシの仲間、モノグラプタス(Monograptus lobiterus)の群集化石/【ot3300】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはフデイシの仲間であるモノグラプタスの化石です。特徴的な単列の柄を確認できます。フデイシとは古生代に棲息していた絶滅動物で、筆で描いたラインのように見えることから、その名が付けられました。
当初、生物の化石ではないと思われていましたが、現在では生物と認識されています。フデイシは世界各地の地層で散見されることから、古生代の代表的な生物の一つとして考えられています。しかも、種類が豊富で、時代ごとに形が異なることから、古生代の示準化石として重宝されています。
フデイシの形にはさまざまなものがあります。このように直線的な化石もあれば、より複雑なフラクタル図形のようなものまで存在します。
裏面です。
アップで撮影。モノグラプタスは古生代デボン紀初期に絶滅したフデイシです。こちらの個体はその一つ前の時代区分であるシルル紀の標本です。いずれにしても、非常に古い生物の化石になります。
このように一つの母岩に複数のフデイシが見られます。
100円玉との比較。明瞭なラインを確認できる、フデイシの仲間、モノグラプタスの群集化石です。
商品スペック
商品ID | ot3300 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | マニアック化石!明瞭なラインを確認可能!古生代の絶滅生物、フデイシの仲間、モノグラプタス(Monograptus lobiterus)の群集化石 |
産地 | Ambleside, Westmorland, England |
サイズ | 母岩含め全体8.2cm×6.1cm×厚0.7cm |
商品解説 | マニアック化石!明瞭なラインを確認可能!古生代の絶滅生物、フデイシの仲間、モノグラプタス(Monograptus lobiterus)の群集化石 |
筆石とは?
筆石の学名『Graptolithina』は、ギリシャ語で「書くもの」を意味する『graptos』と「岩」を意味する『lithos』から付けられました。岩という字はありますが、筆石は石や岩ではありません。
その名のとおり筆で書いたかのような形をしてはいましたが、動物群の一種なのです。では何故、「岩」を意味する言葉がつけられたのでしょうか?
それは発見当初、石の一形態として考えられていたためです。筆石はカンブリア紀中期から石炭紀前期に世界各地の海で生息した半索動物門で、サンゴの様にひとつの骨格に個虫とよばれる小さな生き物が集まってできた生命体です。
絶滅するまで多くの種が存在し浮遊生活するものと海底生活するものがいました。個々の種の存在期間はとても短かったので、地質時代を知るのに使用され古生代の示準化石として重視されています。
また、私たち人間を含む脊椎動が、ウニやヒトデなどの棘皮動物から脊髄の原形をもつホヤなどの脊索動物を経て脊髄動物に進化したと考えられているのですが、筆石が属する半索動物は棘皮動物と脊索動物のそれぞれの共通点をもっていて両者をつなぐ存在として注目されています。