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明瞭な隔壁を確認できる、古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)の化石/【ot3266】
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こちらは非常に古い頭足類、オルソセラスの化石です。オルソセラスはギリシャ語で、Ortho(まっすぐの)のkeras(角)という意味で、その名の通り、長くまっすぐの殻を持っています。
オルソセラスは現世のイカやタコなどと同じ頭足類というグループに属しています。海中に棲息し、さまざまな産地から見つかっています。きっと4億年以上前の世界中の海で繁栄していたことでしょう。
こちらの写真で分かるように、オルソセラスの殻は複数の小さな部屋に分かれていました。軟体部(本体)は最も外側の部屋に収まっていました。
オルソセラスは肉食性であり小さな甲殻類や魚などを捕食していたと考えられています。殻は浮力を調節でき、水中での姿勢を維持するのに役立ったとも考えられています。
裏側は平らにカットされています。おかげでスタンドがなくても安定的に展示可能です。
側面から撮影。厚みは17ミリほど。
横幅8センチほど。
商品スペック
商品ID | ot3266 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 明瞭な隔壁を確認できる、古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直線距離8cm 母岩含め全体12.3cm×6.1cm×厚1.7cm |
商品解説 | 明瞭な隔壁を確認できる、古生代の頭足類、オルソセラス(Orthoceras)の化石 |
オルソセラスとは?
オルソセラスは古生代シルル紀から中生代三畳紀までのあいだ、世界中の海に分布していた頭足類の仲間である。
現在では絶滅している。頭足類としては現在では、たこやいかが存在しているが、中生代末期まで存在していたアンモナイトも同じ頭足類の仲間である。
オルソセラスは頭足類のなかでも古いタイプのグループとして知られ、よく知られているアンモナイトよりも古い時代から地球上の海に生息していた。
大型のものでは体長数メートルに達し、食物連鎖の上位に位置していたと考えられる。同時期に海に存在していた三葉虫を補食していた可能性も十分にある。