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独自ルート!スペイン・マヨルカ島で発見、採集された絶滅ヤギ、ミオトラグス・バレアリクス(Myotragus balearicus)のほぼ完全な頭部化石/【ot3197】
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こちらはスペイン・マヨルカ島にて採集された絶滅ヤギ、ミオトラグスの頭部骨格化石です。弊社独自のルートで仕入れた極めて希少な標本であります。まず一般マーケットではお目にかかれない代物です。

ご覧のように保存状態は極めて良好です。ミオトラグスはおよそ5000年前まで西地中海のバレアレス諸島(マヨルカ島と周辺島)にのみ棲息していたとされる、比較的新しいヤギの仲間です。およそ500万年前に誕生し、その後、いくつかの種に分岐しましたが、人類がバレアレス諸島に到着した頃に絶滅しました。

象徴的な2本の角が保存されています。こちらの標本は、ミオトラグスのなかでも完新世まで棲息していたとされるバレアリクス種(M. balearicus)です。ミオトラグスが時代が新しくなるごとに体躯が小さくなったとされていますので、バレアリクスは比較的小さめのヤギだったと考えられます。体高50センチ、体重30キログラムと推定されていますので、こちらの頭骨化石の持ち主も成体であったと考えられます。

側面から撮影。特徴的な大きな2本の角、眼窩底に、上顎の歯まで保存された、ほぼ完璧と言って良い頭骨化石です。

反対側から撮影。両面ともにパーフェクトと申し上げて良い保存状態。大きな臼歯も保存されています。

下側からご覧いただきましょう。上顎の片側に3本の大臼歯があるとされていますが、全て残っていると思われます。

前方から眼窩底を撮影。

ミオトラグスは歯の形から草食動物または雑食動物であったと考えられています。糞の化石も見つかっており、それによれば、ツゲの葉を主に食していたとされています。ツゲ・バレアリカは地中海の森林でよく見られる低木です。

角部を側面から撮影。

ミオトラグスがどのように絶滅に至ったのかは諸説あります。紀元前3000年(今からおよそ5000年前)に絶滅しましたが、気候変動による説、人類の登場による説の2種があります。後者のほうが有力とされており、紀元前3000年以前は、人類はバレアレス諸島には入植していなかったことが分かっています。入植後、こちらのミオトラガスのほかいくつかの生物が絶滅していることから、人類による干渉があったと考えるのが妥当との説があります。

2本の角。

どの部位の保存状態も極めて良好です。


左右およそ20センチ前後。

100円玉との比較。スペイン・マヨルカ島で発見、採集された絶滅ヤギ、ミオトラグスのほぼ完全な頭部化石です。
商品スペック
商品ID | ot3197 |
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年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | 独自ルート!スペイン・マヨルカ島で発見、採集された絶滅ヤギ、ミオトラグス・バレアリクス(Myotragus balearicus)のほぼ完全な頭部化石 |
産地 | Mallorca, Spain |
サイズ | 20.5cm×9.1cm×8.8cm |
商品解説 | 独自ルート!スペイン・マヨルカ島で発見、採集された絶滅ヤギ、ミオトラグス・バレアリクス(Myotragus balearicus)のほぼ完全な頭部化石 |