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必見、鱗の保存状態!ネガ・ポジ揃った白亜紀ブラジル産の古代魚、ヴィンクティフェル(Vinctifer)の化石/【ot3193】
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こちらはブラジル・サンタナフォーメーションで採集された古代魚、ヴィンクティフェルのノジュール化石です。ノジュールとは丸いボールのような石の塊のことで、割ると中から生物の化石が現れます(何も入っていないことのほうが多い)。本体側と陰影側に分かれることが多く、その場合、左右対称になります。本標本はその典型例です。
こちらの標本はミドルセクションの鱗がよく保存されています。
エラが保存されています。
特徴的な縦に大きく伸びた鱗。非常に堅く強そうな形状をしています。
尾に続くセクション。
サンタナフォーメーションは海と川の中間域である汽水域であったと推測されています。サンタナ層は恐竜、ワニ、鳥類などさまざまな生物の化石が採集されることで知られています。ヴィンクティフェルに関してはまっすぐに伸びたポーズの個体とこのようなカーブしたものが見つかります。脱水時に干からびて収縮したのか、もしくは体を折り曲げた状態の遺骸だったのかもしれません。
写真右側、同個体の顎化石らしきものが見られます。ヴィンクティフェルの吻部は直線的で尖っていました。現世のバラクーダとよく似た魚体でした。
非常に特徴的な鱗。1枚1枚が大きく堅い。
ノジュールに保護された本体は、ご覧のように極めて良好な保存状態を示します。
2つを合わせて、ハンマーで割る前の姿にしてみました。
それを割ると、このような中身が登場。
カットラインを撮影。
本体カーブ計測20センチほど。
100円玉との比較。ネガポジ両方揃った、ヴィンクティフェルの化石です。ノジュール標本ならではの細部の保存状態の良さをお楽しみください。
商品スペック
商品ID | ot3193 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 必見、鱗の保存状態!ネガ・ポジ揃った白亜紀ブラジル産の古代魚、ヴィンクティフェル(Vinctifer)の化石 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体カーブ計測20cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)13.7cm×10.2cm×厚4.8cm |
商品解説 | 必見、鱗の保存状態!ネガ・ポジ揃った白亜紀ブラジル産の古代魚、ヴィンクティフェル(Vinctifer)の化石 |
魚化石とは?
恐竜が地球に誕生するはるか昔から、魚類は地球の海を泳いでいました。 古生代前期にはダンクルオステウス等に代表される板皮類(はんぴるい)類が台頭し、中生代に入ると、現世の魚類と同じ形をした硬骨魚類(こうかくぎょるい)が 現れます。
ダンクルオステウス
ブラジル産の魚化石。現世に生息する硬骨魚類(こうかくぎょるい)と同じ仲間。