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翼竜コレクター必見、最高レベルの希少性!モロッコ産の歯を持たない翼竜のクチバシの先端の化石/【ot3177】
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こちらはレア度満点の、珍しい標本、モロッコ・ケムケム層より採集された、白亜紀後期の翼竜のくちばしの先端の化石です。素晴らしい保存状態を維持しています。
ご覧のようにほぼ先端まで保存された、非常に貴重な化石です。こちらは2010年に日本国内に輸入された歴史ある標本で、ヘビーコレクターに長らく所有されてきたオールドコレクションです。もともと米国カンザスに拠を置く米国人ディーラーがモロッコで発見、採集した標本で、そちらを日本人ヘビーコレクターが2010年に手に入れた経緯があります。ご存知のようにカンザス州はあのプテラノドンの化石が発見されることで有名な地域です。そちらに拠点を置くディーラーゆえ、翼竜に強い興味があり、その縁で、こちらの標本を仕入れるに至ったと伺っています。確かに、翼竜の化石というのは、ディーラーにとっても、コレクターにとっても、大変希少なもので夢のあるアイテムです。歯は発見されるものの、それ以外の標本はほとんど手に入りません。
ましてクチバシとなると、その希少性は計り知れません。ご注目いただきたいのは、ツースレス(歯がない)点です。翼竜といっても、その系統は多岐に渡ります。モロッコの白亜紀の地層から採集される翼竜というと真っ先に思い浮かぶのがシロッコプテリクス。しかし、こちらはそのクチバシではないでしょう。なぜなら彼らのクチバシの先端には丸みがあり、かつ歯が備わっていたからです。ご覧のように明らかに歯を持たないクチバシですから、少なくともシロッコプテリクスのそれではないと推察いたしました。
また、アンハングエラの系統でもないと思われます。アンハングエラも同じく顎には歯が備わっており、かつ顎先はやや丸みを帯びています。前述の米国のディーラーも、同定に力を注いだようですが、残念ながら属種の同定に至っておりません。新オーナーになられた方は、ぜひ引き続き、同定へ尽力していただければと存じます。もしなにか有力な情報が分かりましたら、お知らせいただければ嬉しく存じます。今回は翼竜の大分類であるプテラノドン類(Pteranodontoidea)として付属のネームカードに記載しお渡しいたします。それに至った経緯につきましても、残しておいていただければと思います。ところで、翼竜は爬虫類の仲間で、始祖鳥や現世の鳥とは関係がありません。詳しくはコラム「翼竜、始祖鳥、鳥の関係。鳥はいったい何から進化したのか?」をご覧ください。
ご覧のようにディティールまで保存された、極めて上質な標本です。もちろん100%ナチュラルです。
一部窪みがあり、オリジナルのものか、堆積中に付いたものか、判別が付いていません。
断面を撮影。写真左側が直線的で、右側は丸みを帯びています。右側が天地でいうところの天の方向だったと思われます。
およそ55ミリです。
100円玉との比較。希少性という点では、これまで扱った標本のなかでも明らかにトップクラス。早々に入手することがかなわない、真の希少性をもつ、プテラノドン類(翼竜の大分類であり、狭義の北米のプテラノドンではありません)のくちばしの先端の化石です。
商品スペック
商品ID | ot3177 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 翼竜コレクター必見、最高レベルの希少性!モロッコ産の歯を持たない翼竜のクチバシの先端の化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 直線距離5.5cm 厚0.9cm |
商品解説 | 翼竜コレクター必見、最高レベルの希少性!モロッコ産の歯を持たない翼竜のクチバシの先端の化石 |
シロッコプテリクスとは?
とんでもなく大きい空飛ぶ翼竜
翼を広げた長さはなんと12mを超える。シロッコプテリクスは恐竜が大発展を遂げる前の中生代の初期の三畳紀から存在した息の長い翼竜。
グライダーのように滑空したか?それとも自力で飛んだ?
腕には非常に巨大な爪が4本生えており、その腕にそって巨大な羽がコウモリのように広がっていた。骨は空を飛ぶ為に非常に軽量であった。恐竜とは違い、シコッテプテリクスは胸骨を持っており、これは空を飛ぶ為の筋肉を支えるのに必要だったからだといわれている。この発見により、翼竜はグライダーのように空を飛んだ、という通説を覆し、空を力強く羽ばたきながら飛んでいた可能性も出てきた。現在も論争中。
同じ翼竜の仲間 プテラノドン 画像「プテラノドン」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org